寝ているときに足がつると、痛いわ、しばらく寝れないために寝不足になるわで辛いですね。足がつる原因はいくつか考えられますが疾患が原因でない場合、ミネラル不足のこともあります。
運動をしたり、仕事がハードだったり、寝ていても汗をかきますよね。その時にミネラルも不足してしまいます。ミネラルバランスが崩れることで、筋肉が痙攣をおこしやすくなり、“足がつる”ことになります。ふくらはぎがつることが多いですが、足の裏や太ももでもつることがあります。
足がつる原因とミネラルの役割
足がつる大きな原因は、筋肉疲労や運動不足、ミネラル不足などによります。“あっ!足がつる!”と思った時には、イテテテ…!と、もう本当に痛いし辛いです。
若い時でも、激しい運動をしたあとなどには起こることもありますが、加齢にともなって足がつる人が増えます。それは日ごろの運動不足によって、筋肉量が減って血流が低下していることも関係しているためです。
ミネラルは100種類以上ありますが、そのなかで必須ミネラルは16種類です。
「ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、銅、イオウ、塩素、亜鉛、セレン、ヨウ素、コバルト、モリブデン、クロム、マンガン」です。
ミネラルは、骨や血液を作ったり、精神機能の調整をしたり、色んな働きがあります。健康な人は、過剰なミネラルは尿や汗から排出されてちょうど良い状態になるよう調節されています。
この中でも、足がつる時に関係するのは、カルシウムとマグネシウム、カリウムとナトリウムです。筋肉は伸び縮みするときには、ミネラル成分の化学反応が関っています。
マグネシウムは、便秘に効くイメージですが、筋肉を緩める作用もあります。
そのため、不足すると、筋肉を緩めることが難しくなって足がつってしまいます。マグネシウムをしっかり摂ることで、足がつる予防になりますし、便秘改善にもなって一石二鳥ですね♪
カルシウムは、骨や歯を作ったり、精神安定のイメージですが、筋肉を興奮させない効果もあります。
また、ナトリウムとカリウムのバランスを保つことも大切です。
汗をかいた時は、ナトリウムも体外に出ているので補給は必要です。ですが普段の生活では、どちらかというと塩分過多に偏りがちなので、カリウムの補給をした方が良いです♪
頻繁に足がつる時は、内臓系や甲状腺、糖尿病などがないか、念のため医師に相談してみることもおすすめします。
ミネラルを摂るためにおすすめの食べ物は?
カルシウムが含まれる食品は、乳製品や大豆食品、小魚、ヒジキなどによく含まれています。
マグネシウムは、ナッツ類やヒジキ・わかめなどの海藻類、納豆、ゴマ、バナナや緑黄色野菜に多いです。
運動後のカリウムの補給は、バナナやトマトがおすすめです♪
水分補給は、水道水よりはミネラルウォーターを摂りましょう。ただし、スポーツドリンクは飲みすぎると糖分過多になるので注意が必要です。
緑茶やコーヒーは一息つけるイメージもありますが、利尿作用がありますので運動後に飲むのはお勧めしません。
また、筋肉疲労には、ミネラル補給だけでは足りないので、タンパク質やビタミンB1が多く含まれる、卵や豚肉、大豆製品、玄米なども必要です(^^♪
まとめ
足がつるのは本当に痛いし、治まってもしばらくズキズキして辛いですよね。食べ物で防げるなら防ぎたいですね。足がつらないためには、ミネラルの多い食材を上手に使うこと、水分補給、適度な運動が必要です(^-^)
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