貧乏ゆすりも無意識で行ってしまう癖のひとつです。無意識に貧乏ゆすりをしているときの心理は、主にストレスや緊張からです。周囲にいる人は、貧乏ゆすりして揺れている足が視界に入ると気になってしまいます。子どもの頃に貧乏ゆすりをしていて、行儀が悪いと怒られた経験もあるかもしれません。
揺れ具合も、トントン…程度からドンドン…まで様々です。つま先の場合と踵の場合、膝の場合もあります。貧乏ゆすりは疾患からの場合もありますが、多くは無意識な心理が働いています。
貧乏ゆすりの心理とは
傍からみると、とても気になる貧乏ゆすり。している本人も、それをわかっちゃいるけどやめられない状態にあることも多いです。貧乏ゆすりをしてしまう心理を紹介します♪
緊張している
ここぞという大事な時、ドキドキして緊張マックス!そんな時は、体もかたまりガチガチです。体は無意識にそんなガチガチな状態をほぐして、リラックスさせようとして貧乏ゆすりを始めます。
ストレスがある
ストレスをため込んで、発散することができない時にも貧乏ゆすりをしています。スポーツで体を動かしたりやカラオケなどで大声を出して発散できれば良いですが、忙しい毎日の中でストレスをため込んだまま生活してしまうことも多いです。
そんなストレスが溜まりすぎたときに、無意識に解消しようとして貧乏ゆすりをしていることがあります。貧乏ゆすりは足がテンポよく動いていますので、ウォーキングをしているときのようにセロトニンが分泌されてイライラが治まることもあります。
集中力を高めている
仕事や勉強に集中しているときに貧乏ゆすりをしているときは、集中しているからということもあります。何かに集中しているときは、貧乏ゆすりだけではなくシャーペン回しなど、その人なりのしぐさが無意識にでています。
仕事などに集中しているときは、ずっと同じ姿勢をとりがちです。あまり同じ体位をとっているのは、血流が悪くなるのでお勧めしません。ですが集中していると動いていないことにも気づいていない可能性があります。
そんな時には貧乏ゆすりは血流が良くなりますので、じっと座っていると下肢に溜まりがちな血流を流すのにもってこいなのです。
運動
貧乏ゆすりも筋肉にとっては、運動になるんです。血流もよくなりますし、じつは健康にも良かったりします。
ふくらはぎが揺れるのって気持ち良いです。仕事で足が疲れてだるいなぁという時に、原付バイクに乗ったら振動でふくらはぎがプルプルするのが気持ちよくて、遠回りして帰宅していたのを思い出しました( *´艸`) そういう細かい揺れに貧乏ゆすりは似ています。
詳しくは 「貧乏ゆすりは健康にいい!意識的に貧乏ゆすりをしよう」 に詳しく書いています。
貧乏ゆすりを改善するには
いろんな理由で無意識にしてしまう貧乏ゆすり。改善する方法はあります。 ですが、貧乏ゆすりは健康的に良いという説もあるので、無理やり止めなくても良いものです。ただ、時と場所はわきまえた方がよいですね。
軽い運動を習慣化する
運動不足によるものや、ストレスによるものの場合、貧乏ゆすりの代わりに定期的に軽い運動を行うことをお勧めします。最寄り駅の一駅手前で降りて歩く、買い物は隣町まで行くなどちょこっと運動を日々の生活に取り入れるのも一つですね。
ストレスをためないようにする
ストレス発散のために貧乏ゆすりをしている場合、他の方法でストレスを発散することで治まることがあります。例えば、深呼吸をしたり、お茶休憩をしたりです。
ほかにも、伸びをするなどストレッチも効果的です。入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かりリラックスるするのも良いでしょう♪
貧乏ゆすりをしている人への対応
視界に入るところで貧乏ゆすりをされていると気になりますね。何かで気分転換ができれば治まることもあります。
貧乏ゆすりをしながら、表情が硬かったり視線が泳いでいたりする時は、かなりの緊張状態です。「何かあった?」と声をかけてみではどうでしょう? 悩みを打ち明けることで楽になることもあります♪
仕事で行き詰っているようなら、コーヒーなど差し入れをしたり、休憩に誘ってみたりするのもひとつです。貧乏ゆすりをする時は、精神的に追い込まれている場合もありますので、そういう相手の気持ちを踏まえた対応がベストです♪
貧乏ゆすりの由来
足を小刻みに揺らす行為をなぜ貧乏ゆすりと言うのでしょう? これには諸説あります。
「食べるモノや着るものを買えない貧乏な人が、空腹や寒さから体を小刻みに震わせる様子」が有力です。
他には、江戸時代に、足をゆすると貧乏神に取りつかれると言う迷信もありました。
江戸時代の高利貸しが貧乏人から取り立てる時に、イライラして足をゆすっていたという説も。
まとめ
身体に良い効果もある貧乏ゆすりですが、周囲には不快にうつることもあります。時と場所を使い分けてストレスをためないようにしたいですね。
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