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看護師の特定行為研修・臨地実習を乗りきるコツを紹介

OKサインをしている看護師の画像 特定行為研修
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特定行為研修の実習は、自施設でできるものは自施設で行います。どうしても自施設で症例がない時は他施設で行う事もできます。

できるだけ、慣れた場所で行いたいですね。他施設での実習は近くの病院などでできるとも限りません。私は幸い、全て自施設で行うことができました。この記事は私が研修に行った研修機関での実体験をもとに書いています。研修機関が違えば流れなどは変わると思いますがご了承ください。

臨地実習の流れ

9区分ですが、一つの区分に2~3つの特定行為があるものもあったので、特定行為は16行為ありました。

特定行為一つにつき、最低5症例必要になります。
5症例×16行為で、80症例…気が遠くなります(*’▽’)

症例の種類によっては、気管カニューレの交換のような半日で終えれるものもあれば、感染や人工呼吸器からの離脱のように1週間ほどかかるものもありますので、計画的に進めないといけません。

1日にいくつもの症例を抱えるわけにもいきません。仕事もあります。

ここからは、指導者は自施設の医師になります。ただでさえ医師は忙しいです。そのような忙しい仕事の合間に実習の指導もしてくれるため、やるべきことはきっちりやる・期限を守る・事前学習をしておくことは最低限のマナーです。

実習中は、基本的に本来の業務はできません。学生として勤務先をウロウロすることになります。現実はそんなわけもなく、普通に仕事もしていました。

もしも自施設で症例はない!と実習途中で判明した場合は、研修施設に早めに連絡が必要です。研修施設が他施設の段取りをしてくれますが、他施設の調整にも時間がかかるためです。

私は、NPPVの症例の半分が自施設では無理かもしれないとなった時に、研修施設に相談をしました。近くの他施設で実習できるとは限りません。私は、他施設で受ける場合は関東の方の病院になると言われました。NPPVの症例は1日では終わりませんので、実習中泊まりになります。

息子が小学生だったので、できるだけそれは避けたい!と、症例があることを願い申請はすぐにはしませんでした。

結果、その直後症例があり自施設でできたのですが、もし他施設を申し込んだ場合にその後自施設で症例があったとしても、他施設に迷惑がかかるため申し込み後はキャンセルなどの変更はできません。

実習を乗り切るコツ

実習で指導を受けている看護師の画像

実習中は、どの特定行為をどれだけ終えたか、途中でわけが分からなくなるので、覧表を作って一つずつチェックを入れるなどして、自分できちんと管理しておくことをおすすめします♪

その実習レポートは、今指導者に提出中なのか、OKをもらったものなのかレポートの所在もわかるようにしておく方が良いです。

実習記録には、症例を行った患者さんの氏名は書かないので、どの症例かもわからなくなりがちです。提出する直前まで、付箋や鉛筆で患者さんの名前を書いておくと最終チェックがしやすいですよ♪

私は、100均の仕切りのあるジャバラファイルを使っていました。特定行為ごとに仕分けし収納しておけるのでとても便利でした。

実習をすることで、あんなに勉強したのに勉強不足なのを実感します。まだまだ足りない…根拠を新たに調べながら、帰宅してから実習記録を仕上げる日々です。コツコツこなしていくと必ず終わります!

実習記録には、指導医のコメントを書く欄があります。よく知っている医師のコメントが、今後のやる気につながりますよ(#^^#)

研修修了してもらえる修了証

研修を終えても、認定看護師や専門看護師のように資格をもらえるわけではありません。でも修了証がもらえます♪

けっこう立派な修了証です。財布などに入れて持ち歩けるカード位の大きさの修了証も一緒に入っていました。カード型の方は再発行はしてくれません。私は、財布に入れておこうかと思っていましたが、もし財布を落としたらと思うと持ち歩くことができず、今も終了証に挟んだままです。

そして、これから特定看護師1年目として独り立ちするための勉強の日々が始まります。研修修了以降、どのように働いていくかは、勤務する病院の考えによって異なります。

症例の提出方法

症例があった時に、その特定行為の実習を行いますので、症例はバラバラに終えていきます。特定行為の中で、5症例に達したものから研修機関に郵送しました。

指導医の評価用紙も同封するため、私の職場では事務の方が発送してくれていました。指導医による実習の評価は、勤務する職場の医師が指導医ですので合格させてくれます。
(合格するまで、レポートのダメ出しはもちろんあります。)

実習の終了期限がありますので、期日までに全症例を提出しましょう。

まとめ

人生の中でもこんなに濃い一年はそうそうないと思います。

とにかく仕事と勉強の両立が本当に大変でした。
修了証が手元に届いた時には、どれだけほっとしたか( *´艸`)

私の職場では、「特定看護師とは何か」はまだまだ浸透していません。また、特定看護師がどれだけ勉強し知識があるのかも知らない人が多いのが現状です。

行けば受かる研修程度に思っている人もいます。

でも、得た知識は決して無駄にはならないですし、これからが特定看護師としての始まりです。

キャリアアップがしたいと思っている方へ、大変なのは研修の期間だけです。そこで踏ん張り頑張って、特定看護師を目指しませんか?

特定看護師について詳しく紹介しているブログを紹介します。シトラスさんが運営しているNurse×Careerというブログです。興味深い内容の記事がたくさんあり、おすすめです。

新人看護師LABO | 新人看護師がつらい1年目を乗り切るブログ
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