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看護師の特定行為研修の共通科目や研修費用を紹介します

ガッツポーズをしている看護師の画像 特定行為研修
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看護師の特定行為研修、2020年10月時点の修了者総数は2887名となっています。

1年間という長い研修期間のなかで、どのような思いで過してきたかなどの個人の視点から書いています。これからスキルアップを目指して特定行為研修を受けようと思っている方へ、少しでも参考になれば嬉しいです♪

内容は受講する機関によると思いますので、あくまで参考程度です。

特定行為研修の費用と共通科目の時間

電卓やお小遣い帳の画像

特定行為研修は勤務先の協力は不可欠です。特定行為研修を受けるためには、勤務先から申し込みをしますので、勤務先がこの研修を受講している施設かどうかによります。

研修にかかる費用も安くはありません。この費用は勤務先が全て負担してくれるところが多いですが確認しておくことをおすすめします。(私の勤務先は、職場と研修に行く職員で折半です)

研修先の機関によって費用は違いますし、受ける区分の数によって変わります。

特定行為研修は、施設によっては1つの区分だけでも受けられますし、私の受けたところのように、9区分などセットになっているものもあります。

ただ、どの区分を受けるにしても、初めは共通科目を受講しなければなりません

〈共通科目:7科目〉

1:臨床病態生理学:46.5時間(30時間)
2:臨床類論:48.0時間(45時間)
3:フィジカルアセスメント:48.0時間(45時間)
4:臨床薬理学:46.5時間(45時間)
5:疾病・臨床病態概論:61.5時間(10時間)
6:医療安全学:33.0時間
7:特定行為実践:48.0時間 (6と7で45時間)

この7科目、計331.5時間(250時間)です。

( )内は2019年4月末よりに変更になった、厚生労働省(詳しくはコチラ)が定めている時間です。私が受講した時期は、331.5時間ありました。

60時間減った分内容がどう変わったのかはわかりませんが、量が多いのは大変ですが必要な知識なら勉強して損はないとは思います。

ただ…1か月半で331.5時間の勉強?イツスルノ…想像がつかないですね(;・∀・)

共通科目は331.5時間を55日程度で終えますので、(55日後に試験があったため)
計算上、休みなく毎日勉強したとして、1日6時間必要になります。

普通に働きながら、、です( ;∀;)

ですが、これはeラーニングのおおよその時間です。eラーニングの画面を開いている時間ではありません。これだけの勉強をするならこの位の時間がかかるということです。

eラーニングの勉強だけでなく、レポートや試験勉強も並行して行わなければなりません。(今はコロナ禍のため、ペーパー試験の代わりにレポート提出、スクーリングはオンラインになっています) 

帰宅後はレポートの作成と平行しながら勉強をして、後は仕事の休憩時間=勉強時間になっていました。それでも、気合でなんとかなりました。若くはないので勉強を深夜までして睡眠不足で仕事をする学生時代のようなことはできませんでした。しっかり睡眠はとりながらその他で空き時間を作って勉強をしました。

ですが、看護師として経験してきた経験値は無駄ではありません。全く初めての内容を勉強するわけではないですし、普段から馴染みのある科目です。テキストを読んでいけば、内容はスルッと頭に入ってきました♪

この7教科の中で、看護師に馴染みのないのは、臨床推論ではないでしょうか。医師が診察の時に行う思考過程で、看護学に入っていません。ですが、経験のある看護師なら自然と行っている思考過程でもあります。そこをもう少し深く知識として入れていく感じです。

特定行為研修は、厚生労働省のホームページに詳しく載っています
詳しくは『厚生労働省:特定行為に係る看護師の研修制度

共通試験やそれに伴うレポート対策の記事は看護師の特定行為研修|共通試験やレポート対策を紹介 | ナースいすずのブログ (nurse-isuzu.com)に詳しく書いています♪

特定行為研修の費用

看護師ようこその画像

共通科目とスクーリング10日間(共通と区分別を含めたスクーリング)で、54万円でした。

更に、実習費用がかかります。実習費用は研修終了後に支払います。自施設と他施設の実習費用が異なるためです。

自施設で実習を行う時は、パンフレットには1区分につき3万円と書かれていますが、9区分合計で5万円位だったと思います。

また、私の場合はスクーリングが東京でした。スクーリングの昼食はお弁当が支給されましたが、私は大阪に住んでいますので、東京までの交通費と宿泊費、昼食以外の食費などがプラスαとしてかかります。

結果、研修費用として60万プラスαほどかかりました。半分職場が出してくれましたが30万プラスαは自腹です…(^-^;

研修費は職場からの全額補助している場合がほとんどですので、研修を受けたいと思われる場合、上司と相談されると良いですよ♪

まとめ

特定看護師の私のイメージは、自分でいうのもなんですが、一般の看護師よりちょっと良くできた看護師というところでしょうか。

手順書があれば、特定行為を医師の判断を待たずに行う事はできます。
だけど、特定看護師の一番の武器は臨床推論を加えたアセスメント力だと思います。

この点からも、私は研修を受けることができたことをありがたく思います。

あくまで、一個人の考えです。
私の経験をもとに書いているので、受ける研修や施設によっての違いはあります。

ペーパー試験は60点が合格ラインです。60点取れば良いです。
でも、今後特定看護師として働くときに、知識はたくさんあって困ることはないと思っています。

60点取れればよいと思って勉強するか、60点を超えるのはもちろんだけど、それ以上に必要な知識はきっちり身につけたいと思って勉強するか。

どう勉強するかはあなた次第です(^^)v

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