引き笑いは、「ヒィー！」と言いながら笑う笑い方。かなり特徴的な笑い方です。笑い方ってそのひとらしさがでています。引き笑いをする人は、１０人に２人はいるくらい意外と多いです。笑い方にもその人らしさが出ています。引き笑いをする人の心理はどのような状態でしょう。
「ヒィー」という引き笑いはわかりやすいですが、ほかにも「はぁー」とか、大笑いしているのに声が出ないときなど、息を吸いながら笑っていれば、それは引き笑いになります。
引き笑いをしてしまう心理
引き笑いで笑っている人の心理をまとめてみました。当てはまるものはありますか？
緊張している
人は、笑っているときはリラックスしています。副交感神経が働いているので自然と深い呼吸になり、息を吐きながら「あはは」と笑います。
緊張していると副交感神経の働きは鈍くなるので、呼吸が乱れてしまい息を吐きながら笑うことが難しくなります。そしてタイミングがずれて、吸っている時に笑ってしまいます。引き笑いをしている人は、常に場の空気を考えて緊張していることが多いです。
ですがその分、いろんなことに気を配ることができる、とてもまじめな人です！
そのため、人気者のことが多いです♪
ただ、常に緊張状態が続いている環境は心が疲れてしまう可能性がありますので、自分なりのリラックス方法を見つけることが必要です。
例えば、好きな音楽を聴く、半身浴をする、ヨガや瞑想をするなど、自分が好きなことで心を癒しましょう。
社交的
社交的で常に明るく振舞おうとしています。また、おしゃべりな人が多く話す勢いもあるため、息継ぎも忘れて話しすぎて、その状態のまま笑うことで引き笑いになります。
「ひゃー！」 と笑っている姿を見ているとすごく楽しそうで、こっちまでつい笑ってしまうことも多いです。引き笑いには良いイメージもあります。
あなたが聞き役に回ると、楽しい話題が次から次へ出てくるはず！ きっと楽しい時間が過ごせます♪
せっかち
おしゃべりなので、呼吸のリズムが狂いがちです。「もっとたくさんしゃべりたい。笑わせたい」 と思いすぎて、息を吸うより話してしまう。
その分、笑うときに酸素を吸い込むので引き笑いになります。また、たくさん話したいために早口の人が多いです。早口で間髪入れずに次から次へといろんな話題が出てくるのは、きっと頭の回転が速いのでしょうね♪
引き笑いを直す方法
引き笑いは悪いことではありませんが、周囲からは耳についたり気になることもあります。この人はこういう笑い方をする人だと周囲が慣れれば、それはまた愛嬌の一つです。
ですが、初めは笑い方に癖が強いと驚かれてしまったり、下品に思われたりすることもあります。客観的に自分の笑い方を聞いたときに、引き笑いをしていることに気づくこともあります。
それでも、これは個性と思えるならば気にする必要はありません。ですが、引き笑いを直したいと思うなら、その方法を紹介します。
深呼吸
日頃緊張することが多いので、意識的に深呼吸をする癖をつけましょう。ゆっくりと腹式呼吸で行う深呼吸はリラックス効果があります。緊張していると感じた時こそ、深呼吸です。
おちつく
引き笑いをする人は、早口でせっかちな場合も多いです。そのため、意識をして動作をゆっくりにしたり、ゆっくり話をするようにすると、改善することができます。
口を隠して笑ってみる
口を隠して上品に笑うのと引き笑いは対照的で、豪快に大口を開けています。そのため、口もとを隠して笑ってみることで、笑うことを意識するようになります。
自分の笑い方を知る
自分がどんな風に笑っているのか、客観的に見てみるのも一つです。または、友達に指摘されることもあるかもしれません。たまたま自分が写っている動画を見ていて、引き笑いをしていたことに気づいたということもあります。
無意識に引き笑いになっていて、それをやめたいと思うならば、笑うときに意識的に笑い方を変えるようにしていけば、次第に変えた笑い方が普通になっていきます。
私もこの記事を書きながら、私の笑い方はどうだっただろうと思い返しても、初めはよく思い出せませんでした。さほど普段意識していなかったのでしょう。自分が笑った時に、少し客観的に意識してみると気づくこともあります。
結果私は、引き笑いはしていませんでしたが、笑いすぎて息を吐ききったのに、それでも笑いが止まらず息が吸えずに、ケヒョケヒョとなることがたまにあります。そういう時は、息子から 「そんなになるほど笑わんでも…。なににツボってんの…」 と、ドン引きされます。
でも笑うことにはメリットがたくさんあるんですよ。『笑うことにはメリットがいっぱい。たくさん笑って免疫力をアップさせよう』の記事に詳しく書いています♪
まとめ
引き笑いは特徴的な笑い方ですが、おおらかで明るく気配りのできる人気者のことが多いです。私は好きです、引き笑い。ただ、気配り上手な分、周囲を気にして緊張状態が続いていますので、好きな方法でリラックスして、1日の疲れをリセットしましょう。
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