ナース服と言えば、昔はナースキャップに白のワンピースでした。その後、ナースキャップがなくなり、セパレートのパンツタイプへ変わっています。そして今は、カラフルなスクラブが人気で、スクラブを導入しているところも増えています。医療系のドラマで医者や看護師が来ているアレです♪そんなスクラブの魅力を紹介します♪
スクラブの魅力
白衣と聞くと、医師や看護師を思い浮かべるのではないでしょうか?昔は看護師の服は白のワンピースにナースキャップでした。ですが、今はセパレートのパンツタイプや、スクラブを採用しているところが多いです。カラーも白だけではなく、ピンクや水色、ワインレッドなど、部署ごとにカラーを分けているところもありますね♪
動きやすい
スクラブの一番のメリットは動きやすさではないでしょうか?看護師は移乗やベッドごとの移動、好意介助に清拭などよく動きます。スクラブはストレッチが効いていて、丈は短めでボタンもないため、とにかく動きやすいです♪
速乾性
忙しい日は汗だくになるので、インナー通り越して制服もじっとりしていることも多いです。そのため速乾性があって、透けにくいのも良いですね♪スクラブなら、インナーを着なくても平気ですね♪
ポケットが多い
ポケットの数や大きさも七つ道具ならぬナース道具を入れるので、大きく仕分けができる方が仕事がはかどります♪スクラブもポケットの大きなものがたくさんありますし、二十ポケットになっていてペンなどが入れやすくなっているものもあります♪
カラーが豊富
カラーもピンクや水色、紺、ワインレッドなど豊富です。そのため職種や役職などで色を変えることもできます♪
例えば、認定看護師や専門看護師、特定看護師がいる病院などでは、その資格で制服の色を変えているところもあります。特定行為研修を一緒に受けた同期の方の勤務先では、特定看護師の色は別にあり見た目でわかるようになっています。「研修修了したら、あの青いナース服が着られる。」と嬉しそうに話していました(^-^)
このように制服の色が変わると、スキルアップした時にモチベーションも上がりますね♪残念ながら私は特定看護師になった後も制服の変更はないです。ですが、少しでも違いをという理事長の配慮で、名札に赤字で特定看護師と記載してくれています♪
ナース服の歴史

明治時代
ナース服が誕生したのは明治時代です。19世紀のナイチンゲールが着ていたドレススタイルを模範にしたデザインでした。
大正時代
白のナース服が看護師の制服になりました。白衣が看護師の象徴となった時代です。
昭和初期
保健衛生法・環境衛生法によって、清潔なナース服の着用が義務化されます。日本の洋装化が進み、綿100%のワンピース型白衣&ナースキャップが定着します。
1960~1970年代
綿はシワになりやすかったため、ポリエステル素材のものが主流になります。薄いブルーやピンクなど、カラーも多様化し始めます。一般的なファッションにパンツスタイルが流行り出したこともあり、女性看護師のパンツスタイルもこの時代に始まります。
1990~2000年代
静電気が起きにくく、透けにくい素材に、菌の増殖を抑える機能も合わせた優れた高機能な素材が出始めます。ナース服は感染予防の役割も担うようになります。アメリカではこの時期からスクラブを取り入れ始めました。
2008年
Vネックの濃色の白衣「スクラブ」の人気が沸騰します。海外の医療ドラマの影響と、日本のドラマ「コードブルー」の影響で急速にスクラブ導入が進みました。
2009年
アシックスやアディダスなどスポーツブランドが白衣マーケットに参入を始めます。
いつの間にか姿を消したナースキャップ

ナースキャップは1枚の布を折りたたんで帽子状にしたものです。ノリでガチガチに固めてあるので形が保てます。ですがそのノリが、頭部の皮膚などから細菌が繁殖しやすいこと、感染源になることなどの理由で1990年代に廃止の流れとなっています。
ナースキャップって、どうやって頭の上に乗っかっているのか不思議だったのですが、ヘアピンなどで固定していたのですね。
自分の身長より10㎝以上のものが乗っかっているため、支柱台に吊っている点滴にナースキャップが引っかかったり、トランスファーの時に患者さんの顔に当たったりと業務の邪魔になることも多かったのです。自分の身長は感覚でわかるのでぶつからないように無意識に気をつけますが、ナースキャップまでは慣れるまで(慣れても?)ぶつける可能性があり危険ですね。男性看護師が増えてきたことも要因の一つでしょう(^-^)
私が通った看護学校では、学生は水色のナース服で水色のナースキャップでした。看護師になったら白いナースキャップをつけたいと思っていました。ですが、私が看護師になった15年前は近くの小さなクリニックではナースキャプをしていましたが、実習病院ではナースキャップは廃止になっていました。看護学生にはナースキャップは憧れであり、実習中看護学生はナースキャップをかぶれたのは嬉しかったです♪
憧れの戴帽式は残念ながら廃止になっていて、教室でプリント配布のようにナースキャップが配られたことにがっかりしたものです。今は看護学生もナースキャップはしていませんね。
私は今でもナースキャップを捨てられず、きれいに折ったまま袋に入れてクローゼットにしまっています。
ナースキャップが看護師のシンボルではなくなってしまいましたけど、ナース用のステーショナリーが充実しているので、それで制服をカスタマイズできますね。かわいいペンを胸ポケットにさしたり、名札ケースを変えたり♪時計やポシェットなどデザインも豊富です♪
白衣が白でなくなった理由

カラーが豊富になりファッションが多様化したために、白衣が白くなくなっているだけではないです。他にも理由は2つあります。
補色残像の問題
補色残像とは、人の視覚は長時間同じ色を見てから目を離すとそれまで見ていた色の対象色(補色)の残像が見える現象のことです。例えば、手術中血液の赤色を長く見続けると、視線を動かすたびに対象色の青や緑色が見えるようになります。そうなると業務に支障がでます。そのため、オペ室の壁や手術用の白衣なども白色から青や緑などに変化しています。
白衣性高血圧
白衣性高血圧とは、患者が病院で血圧を測ると普段よりも高くなる現象です。病院という場で緊張し血管が収縮することで血圧が高くなります。白い白衣が患者を緊張させるという懸念があり、色んなカラーを導入する病院も出てきました。
医師はやはり白衣を着ていてほしいなと思います。白いコートの方ね。着ている医師が誰でも!?あの白いコート白衣をフワッとなびかせて歩く姿はカッコよく見えます♪先生という権威も感じますし♪でも、看護師は白くなくても良いのでは?と個人的には思います。
それでも、今でも白い白衣を採用しているところも多いです。真っ白ではなく、白を基調にしながらさし色にアクセントカラーを入れているナース服もあります♪
私の勤務する病院も、白を基調にしながら、ワインレッドのアクセントカラーが入っています。私個人としては、次回制服交換の時にはスクラブに変わって欲しいなぁと思います。コードブルーのスクラブ姿、カッコよかったですしね♪さらに言うと、淡い色は膨張色なので、体型がすっきり見える紺を着たいですね(^^♪
まとめ
白衣は白でなければならないという、固定概念にとらわれることはないですね。私が学生のころ、ナースキャップに憧れたように、今小さな子供たちが大きくなり、看護師を目指すときにはスクラブ姿に憧れるかもしれません。それとも、もっと進化したナース服に変わっているかもしれませんね♪
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