感情がすぐに顔に出てしまうことありますか?嬉しい感情が伝わるのは愛嬌がありますし、周囲の空気も良くなります♪ですが問題は、嫌な感情が顔に出た時です。空気も凍るし相手にも伝わってしまいます。
ですが職場などで話をしているときに、「退屈?」や「今の話興味ない?」と聞かれたり、「さっき、機嫌悪そうやから話しかけるのやめといた」など言われたり。「わかりやすい」と言われたりすることも。それは感情がコントロールできずに顔に出てしまっているためです。本音がしぐさに出てしまうと相手にすぐに勘付かれてしまいます。
顔に出る人の特徴
すぐ顔に出てしまう人は、言葉で気持ちを伝えることが苦手な人が多いです。そのため、心にため込んだ感情を抑えることができず表情に出てしまいます。反射的に出てしまうことが多いのでどうしようもありません。よく言えば、人間味があって魅力的です♪
ただ、喜怒哀楽が周囲から見ていてもわかりやすいということは、相手にコントロールされやすい面もあるので注意が必要です。
仕事ではポーカーフェイスが好まれる
顔にすぐ表情が出る人は、機嫌のよい時もわかりやすいですが機嫌の悪い時もわかりやすいです。頼んだら機嫌が悪くなるかな?という時や、今まさに不機嫌だなと思う時には仕事を頼みにくいですね。そのため、ポーカーフェイスで冷静に仕事をこなしている人へ頼んでしまいます。例えばその仕事が大きなプロジェクトだったら…チャンスを逃してしまいます。
頼まれた仕事を引き受けるのがめんどくさいなと感じたり、理不尽に叱責されたり、苦手な人との会話など、すぐに顔にでてしまうと「あの人には頼みにくい」「すぐふてくされる」など不利な立場になってしまいます。そういった時は、内心めんどくさいと思っていてもポーカーフェイスでいる方がチャンスを逃さなくて良いですね。
チャンスの神様の前髪はしっかりつかみたいですね。
感情を顔にださないようにするポイント
6秒ルール
嫌な感情を持った時や、イラっとした時は深呼吸しながら6秒数えましょう。理性が介入して冷静になるのに6秒かかると考えられています。そのため6秒数を数えることで少しずつ落ち着いていきます。
なんで!?と考えるのはやめよう
「なんで私ばっかり大変な仕事しなあかんの?」「なんで、私の時は誰も手伝ってくれへんの?」など、『なんで』と考えるこの思考は、ネガティブな感情へと向いてしまいます。考えれば考えるほど、イライラが増えるだけです。
少し時間を置けば冷静になりイライラも減っていきますので、なんでと考え始めたら違うことを思い浮かべたり、『あっ。また“なんで”が出てる。一度落ち着こう』『まぁ、別にいいか』『しゃあないか。私しかできる人間はおらんのかも』などポジティブを混ぜて考えてみましょう。時間が経ったら落ち着けるから深呼吸して…と自分で自分を落ち着かせていきましょう。
苦手な人や嫌いな人の目を見て話さない
苦手な人はやっぱり苦手なものです。それでも仕事上関わっていかないといけないこともあります。そのような相手と、目を合わせて笑って話すのは苦痛でしょう。そういう時は、相手の眉間の辺りを見て話したり、鼻のあたりを見て話したりすると相手は目を見て話している様に感じます。
職場以外の場所で愚痴ろう
職場で感情を抑えることができた分、どこかで発散しないと心が疲れてしまいます。気の置けない友達や家族などに愚痴を聞いてもらって発散をしましょう!ただし、愚痴る相手はきちんと選びましょう。翌日出勤したらみんながあなたが愚痴っていたことを知っていたなんてことのないように…
私もすぐに表情と態度に出ている方です。普段のテンションが高いので、静かにいるだけだったり、体調が悪くて寡黙になっていたりしても「怒ってる?」と聞かれるのは不本意ですが…
ある日突然思い立ってポーカーフェイスを貫きたいと思い、意識してクールな自分を表現した時もありましたが、見事に周囲から『今日は機嫌が悪い』と受け取られていたこともあります。
休憩時間にあまり興味のない話が話題になった時など、それでもニコニコしながら相槌を打っているつもりでも、「この話興味ないやろ?」とすぐに突っ込まれてしまいます。笑いながら聞いているつもりなのに不思議ですね。
まとめ
すぐに顔や態度に出るのは、人間味があって良い部分もあります。嬉しそうにしていたり、楽しそうにしていたり、ポジティブな反応の時は見ている側も悪い気はしないです。ですが、ネガティブな感情の場合は意識的に抑えることも特に仕事上では必要ですね。
コメント