あなたの部屋は片付いていますか? 自分では片付いていると思っていても、友人などが遊びに来た時に驚かれて、「実は片付いていなかったと気づいた」なんてことも。
ほとんどの『片付けられない人』は、自分の部屋が散らかっているとは気づいていません。また、『片付けをし始めたらできる、やればできる子』 と思っています。
部屋が片づけられない人の心理と片付けるための方法を紹介します。
部屋が片づけられない人の心理
部屋が片づけられない人は、自分では片付いていないとは思っていないことが多いです。気づいている場合でも、『片付けないと』 とは思っているけど、重い腰があがらない…。 なぜそうなってしまうのか、片付けられない人の心理を紹介します。
ため込む
物をため込んでしまい、物が増えても、捨てることに罪悪感があるので捨てることもできません。物が多い方が落ち着きます。このタイプの人は、トイレットペーパーやシャンプーなどのストックも多めなのではないでしょうか?
安いときに多めに買っておこう、損をしたくないという心理がはたらきます。結果、収納スペースよりも多くため込んだものは部屋に進出し、どんどん片付かなくなってしまいます。
洗剤などは、効果の高い新商品が出てきますし、ため込むよりも数個ストック程度にしておきましょう。きっと、新商品も欲しくなります。
私もワイドハイターやお風呂のカビ取りハイターなどの詰め替えが5個も6個もでてきて驚いたことがあります。安売りしていたときにまとめ買いして、整理して片付けていないので気づかなかったのです。ワイドハイターは新商品が出ていてそちらをつかいたいのに、もったいなくて使い切るまでに日がかかりました。。
捨てられない
ものを捨てられない人は、『もったいない』 『また使うかもしれない。何かの時のために置いておこう』 という心理がはたらきます。ですが、たいていそういった物は、もう一度使うことはなく押入れの隅に置かれたままになることが多いです。
数年後、「こんなとこにあったのかぁ」と、何かの拍子に発見するのですが、「いつか使うかもしれない」と思って、またそこに戻されてしまいます。
面倒くさい
部屋が散らかっていても、誰にも見られないし…という気持ちがあります。いざ、片づけをしようと思っても面倒くさくなり、 「やっぱり明日やろう」 と、後回しにしてしまいます。
そのうちしないとなぁと思いつつ、優先順位が上がることはありません。そのうち、そう思うこと自体がストレスになってしまいます。
私も、片付けられない方です。私の場合は、いつかしないといけないと思いながらも、面倒くさくて後回しにするタイプです。
また、いつか使うかもしれないと押入れにしまい込み、そのままそこが定位置になります。そのことを忘れ、また同じものを買って、それをまた押入れにしまおうとして古い同じものを見つけることも良くあります。
そういった物を処分し、買わないようにすれば、リビングの床に積んでいる物たちの居場所ができるのでしょうね。
完璧主義
完璧主義の人は、やるならきちんと納得いくまできれいにしたいと思います。手を抜くことをしないので、時間も手間もかかります。それがわかっているので、片付け自体を面倒に感じ、始めるまでに時間がかかります。
何度も、「また明日でいいか」 「明日こそ、一気に片付けよう」 などと思いつつ、ついつい後回しにしています。ですが、完璧主義のタイプの方は一度始めてしまえば、一気に集中して片付けることができます。
すぐに気が散る
片づけをしようと思い立って始めても、すぐに他のことに気が散ってしまいます。例えば、懐かしい写真が出てきたりすると、アルバムを見始めてしまって進まなくなります。
その結果、全く進んでいないどころか、逆に散らかってしまったということもあります。このタイプは、マイペースな人に多いです。
部屋を片付ける方法
部屋全体を一気に片付けようとすると、後回しにしてしまいます。それなら、今日はここだけと場所を決めてみてはどうでしょうか。今日はリビングだけとか、今日はこの引き出しだけなど。
そうして、少しずつ始めていくうちに、ここも!ここも!と、いつの間にかやる気も出てきます。やる気スイッチは、始めることで入ります。
やる気スイッチはどこにある?の記事で詳しく紹介しています。
人を招く
片づけをしようと思っても、面倒くさくなり実際にはしないようなタイプは、友人などを招待しましょう。友人を自宅に招くとなると、部屋を片付けようという原動力になります。その日までに、計画的に片付けをしようと思えます。
人が来るとわかっていても、当日の朝にリビングの床に積んだままの荷物に布をかけて、隠したつもりを貫き通す私には向いていませんね。
収納場所を決める
物の場所を決めて、使ってもその場所に戻すことで散らかることを防ぎます。また、その場所に入るだけの量しか買わない、それ以上になるときはその中から使わないものを捨てるというようにルールを作っておきます。
増えてしまいがちな服は、1着買えば1着同じジャンルの服を処分するようにすることをおすすめします。一度片付けたあとは、今後、床に物を置かないようにするだけでも、部屋の散らかりにくくなります。
半年以上使っていないなら捨てる
いつか使うかもしれないと思って置いている物は、半年以上使っていなければ思い切って捨てましょう。使わなくても生活できているなら、それはもう必要がないといえます。
季節ものは、翌シーズンに使わなければ思い切って捨てましょう。例えば、冬の物を翌年の冬に使わなければ、きっとその次の冬も使いません。
これは、最近してみました。数年前のもう着ない(サイズ的に着れない?)服を、思い切って処分しました。クローゼットに余裕ができて良かったです。
まとめ
片づけられない人の心理を紹介しました。雑誌やテレビに出てくるような、きれいに片付いている部屋に憧れます。一度重い腰を上げて片づけをして、その後物を増やさないマイルールを作って守るようにすれば、「憧れのいつも片付いている部屋」を手に入れることができますね。
コメント