喫茶店などで飲み物を飲んでいると、ストローの先を噛んでしまっている人がいます。無意識に噛んでいる人、ついつい噛んでしまう人さまざまです。ストローを噛む癖のある人の心理はどのようなものでしょう?
そこには、ストレスがたまっていたり、緊張している、イライラしているなどのいろんな心理が隠れています。
ストローを噛む癖のある人の心理
飲み物を飲むときについついストローの先を噛んでしまう。大人になっても癖になっている人を見かけます。ストローを噛んでしまう人は、イライラしていたり、緊張していたり、寂しさからだったりいろんな心理が隠れています。
口寂しい
なんだか口寂しいと思った時に、ストロー付きの飲み物があるとついつい無意識に噛んでしまっています。退屈なときにストローを噛んでいることもあります。飽きっぽいタイプに多いです。
甘えたい
子どものころからストローを噛む癖があり直らなかった人は、幼いころの寂しい気持ちが原因になっていることがあります。例えば、弟や妹ができてもっと甘えたかったのに甘えることができなかったなど、寂しさを紛らわす方法として、噛み癖がついてしまいます。
このタイプの人は、感情を表に出すのが苦手です。ですが、いつでも我慢ばかりしているとストレスがたまる一方です。時には自分の気持ちを吐き出すことも必要です。吐き出すことで、きっと気持ちが楽になります。
ストレスが溜まっている
時々噛んでしまう人はストレスがたまっていて、そのイライラを無意識に発散しようとして、噛んでしまうことがあります。人との争いが苦手で、自分の意見を飲み込んでしまうことがストレスになります。
ストレスをほかの方法でうまく発散することができないタイプの人が多いです。また、ストレスを自覚していないこともあります。
ストローを噛む癖がもともとあったり、普段はしないのに最近ストロー噛んでることがあるなぁと感じる場合は、最近ストレス溜まるようなことがなかったかなど、自分を見つめなおすことも必要です。
また、不安感が常にある人は、その不安からくる緊張やストレスを紛らわせるためにストローを噛んで紛らわそうとします。自分に自信がないことが多いです。
緊張している
何らかで緊張している場合、その落ち着かない気持ちを何とか抑えようとストローを噛んでいることがあります。ストローを噛んで緊張を落ち着かせることが癖になってしまいます。
深呼吸をしたり、イメトレをしたりストローを噛む以外の方法で緊張をほぐすよう意識してみましょう。
自分を認めてほしい
ストローを噛む癖のある人の中には、自分を認めてほしい、ほめてほしいという欲求が強い場合があります。例えば、あの人よりも自分のほうが仕事ができる、自分の事をもっと気にかけてほしいなど、社会的に自分を認めてほしいという気持ちです。
これを承認欲求といいます。承認欲求が強い人は、自分を認めてもらいたいと強く思っているけれど、自分からアピールすることが苦手です。
そのため認めてもらえない場合、悔しさやモヤモヤした感情が消えません。その気持ちを落ち着かせるためにストローを噛むことで紛らわそうとしているのです。このタイプの人は、周囲から評価されればいつのまにかストローを噛む癖が直っていたということもあります。
ストローを噛む癖を直す方法
大人になってもストローを噛んでいると周囲は不愉快に感じることもあります。癖になっていることを直すのはなかなか難しいです。ですが、改善する方法はあります。
自覚する
ストローをついつい噛んでしまう癖を直す方法の一番は、まず自覚することです。よくストローを噛んでいると自覚するだけでも、意識づけすることができて、噛む回数は減っていきます。
もし噛んでいるのが恋人や友人の場合は、「ストローぺったんこになってるで?それ、吸えてる?」など、さらっと気づかせてあげましょう。
気分転換する
ストレスが溜まっていたり、イライラしていたり、欲求不満な状態でストローを噛んでしまう場合は、まずはその気持ちを発散して気分転換することです。仕事や家庭環境、人間関係など自分でも気づかない間にストレスは溜まっています。
不満な気持ちなどはため込まず、気の置けない友人などにぶちまけて聞いてもらいましょう。吐き出すことでずいぶん気持ちは楽になります。気持ちが安定すると、ストローを噛む頻度も減ってきます。
ストレス発散には、非日常を過ごすことも有効です。『脳疲労を癒そう|近場にもある非日常とは』の記事に書いています。
自尊心を高める
不安感が強い場合やイライラしがちな人は自尊心が低い場合があります。人からの評価は自信が付きます。ですが、そこに依存しすぎるのは危険です。
誰のためでもない、自分自身のためにあなたは存在しています。まずは自分の価値を認めることが大切です。自分と他人は比べることはできないですし、自分にも他人にもそれぞれの価値があり、それぞれがかけがえのない存在です。
ガムを噛む
口寂しいなどでストローを噛んでしまう場合は、別のものを口に入れることで改善できます。ガムや飴などがおすすめです。ですが糖分も含まれているものもたくさんありますので、ノンシュガーのものを選ぶなど工夫しましょう。
まとめ
私は、普段ストローを噛んでいることはありませんが、考え事をしながらパックのジュースを飲んでいると時々ストローを噛んでいます。
この場合は、考え事の内容に対するストレスや緊張、口もとにものがあるということもあり口寂しさで無意識に噛んでいるのでしょうね。外でしないように気を付けないといけません。
ストローを大人になっても噛んでしまう癖のある人は、ストレスがたまっていたり、イライラしていたり、自分では気づいていない心からの助けてというサインかもしれません。誰かに話をしたり、非日常を体験してリフレッシュしたり、ストレスを発散してみましょう。
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