人の目線の動きは、その時にその人が考えていることによって一定の方向性をもちます。
そのため、相手の目線の動きから今、何を思い浮かべているのかがある程度わかるんですよ。使い方次第では、会話に役立てられるかもしれませんね(^-^)
視線の動きを読もう
相手がどんなことを考えているのか、目は口ほどにものをいうと言いますが視線で読み取ることができます。目って喜怒哀楽が良く出ますよね。
目線によって相手の心理状態を察することができれば、人付き合いも楽になります。会話中に目線に注目してみてはどうでしょう?
そしてこれは、自分の心理を隠すテクニックにもなります♪ただ利き手によって変わりますし、相手との関係性でも緊張感や意識は変わりますので、あくまで参考程度にしてください♪
左上を見る時の心理
左上を見る時は、過去を思い出している時です。自分の経験した過去を思い出そうとしているため正直に答えています。
昨日何を食べた?昔飼ってたペットってどんな子だったの?など、過去のことを聞いたら、思い出そうとして左上を見ている人が多いです。
右上を見る時の心理
右上を見る時は、未来のことを考えています。夢や将来のことを話しているときなどです。また、一度も経験したことがないことを経験したように話しているときも右上を見ています。
明日、どこに出かけたい?将来何の仕事がしたいの?などの質問では相手は右上を見て答えますよ。
ただ、男性の場合は誤魔化すときにも無意識に右上を見ることもありますよ。言語を司る左脳は右半身を支配しているので目線が右上に動いてしまうのです。
例えば、昨日どこにいた?と質問したときに、右上を見ながら答えたならもしかするとそれは嘘をついています。左上の過去ではなく右上を見るということは、何かを付け加えようとしているためです。
一度思い出して話を作ろうとしているときは、一度左上を見てから右上を見るはずですよ。そんな時は、瞬きの回数もきっと増ているはずです。
左下を見る時の心理
左下を見る時は、自分の中で自問自答をしたり、考えをまとめたりして、頭の中がフル回転中です。
また、聴覚に対して脳が動いている時でもあります。誰かとの会話だったり、頼まれごとだったりを思い出そうとしています。
右下を見る時の心理
右下を見る時は、過去の辛かった思い出を思い出していたりします。あの時怖かった、あの頃辛かったなど、特に良い思い出ではない時の目線です。
また、実際に食べたり触ったりした感覚を思い出そうとしているときも右下を見ます。
視線が泳ぐときの心理
これは男女で違いがあります。
男性の場合は、嘘をついているときに視線が泳ぎます。。嘘を隠そうとして目線を外そうとしてしまうためです。
女性の場合は、隠し事の場合もありますが、悩みごとに関して考えている時もあります。脳の動きに合わせて視線が動いているためです。
じっと見つめる時の心理
これも男女で違いがあります。
男性による場合は、相手に好印象を持っている場合です。強いアピールをしているときに多いです。
女性による場合は、大半がうそをついている場合です。特に真顔でじっと見つめてくるときは、嘘をついている可能性が高いです。
嘘をつくとき、男性は視線が泳ぎ、女性はじっと見つめる。対照的ですね。
目を閉じて話すときの心理
目を閉じて話す場合は、本音を隠したい場合と、頭の中で言おうとすることを整理しながら話したいという場合があります。たしかに、言おうとすることを整理する時に、視覚を遮断したほうが良い時ありますね♪
瞳孔の動き
男性と女性の嘘をつくときの視線は対象的です。
でも、瞳孔は自分で操作できないので、じっと目を見つめて瞳孔を確認してみるのもありですね。
興味がないものを、あると嘘をついているときは、縮小しています。
ただ、嘘をついたことに対して緊張した時は、瞳孔は逆に大きくなっています。瞳孔が開くときは、興奮しているときなので、嘘をついて緊張していたり、うれしくて興奮したりしても瞳孔は大きくなります。
私は、視線や瞳孔を読まれる以前に、表情にも態度にも返事の仕方にも出てしまうようなので、すぐにばれてしまいます。
特に興味のない話を聞いているとき、なぜだかすぐに相手にばれてしまいます。「今、興味ないやろ?」とすぐに突っ込まれてしまいます。
うーん…不思議ですね。私の場合は興味のない話の時に、興味があるように見せるテクニックが必要なのかもしれません。
まとめ
人が無意識にしている視線の向きは心理状態に影響していて、その反応はある程度共通しているのですね。
人と話をする時、少しだけ意識して相手の視線を追ってみませんか?試しに昨日の晩御飯なに作った?など意図的に質問をしてみてはどうでしょう?
左上を見ながら答えた場合は本当のことを、右上を見ているときは嘘をついているかもしれませんね。
コメント