物事を始めるときに、あれこれと考えて始めても、「考えたようにはうまく事が進まない」ということ多いのではないでしょうか?
行き当たりばったりでノープランすぎるのは困ることもありますが、とりあえずやってみるというのも大切です。やってみるからこそ、改善点が見えてくることもあります。何もしなければ、何も変わりません。
とりあえずやってみる。考えているだけでなく行動にうつそう
何か物事を始めるときに、始める前から失敗したらどうしようと考えてしまい、踏み出せない人もいます。それを始めることで何かあったらどうしようと考えて、結局行動にうつせない人もいます。
きっちりと隅々まで考え抜いてプランを立てて始めたつもりでも、実際にその方法をやり始めると「あれ?」ということはあります。
色々と悩んだ結果、実際にしてみたとしても、頭で考えるのと実際では、ずれてしまうこともあれば、イレギュラーなことも起こるためです。とくに初めての事の場合は、想定外のことは起こりやすいものです。だからといって、二の足を踏んでいてはもったいないです。
そういうときは、とりあえずやってみませんか? やってみたら、思ったよりも簡単だったということもありますし、上手くいかなかったとしても修正点がみえてきます。
経験したことで、イメージできることが増えます。人は変化を嫌う生き物なので、昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来ることを望みます。毎日同じように過ごせることは素晴らしいことです。
ですが、新しいことを始めてみようかと考え始めたときには、同じ毎日を過ごすことが退屈に感じませんか?
今していることよりも、新しいことを取り入れた方が、より良くなるかもしれません。考えているだけでは、何もしていないのと同じです。始めるまえから考えるだけで、何も行動しないのに悩み続けるくらいなら、とりあえずやってみましょう!
失敗してもOKです! たとえ失敗しても、結果が思うように出なくても、経験になります。その失敗と経験を活かして、次またチャレンジができます。そうするうちにどんどんあなたの経験はあがります。
なにも気合を入れて、いつでもフルスロットルで頑張らなくても良いです。必要なことは「とりあえず気楽にやってみる」という行動力です。
また、新しい方法をしてみたいけど、もしうまくいかなかったらどうしようと思い悩んで踏み出せないこともあります。その場合は、「一度お試しで始めています」と公言して始めてみるのも一つです。
試してみて、結果によって修正をしていくことができます。周囲からも、上手くいかないこともあるという理解も得やすいですし、代替え案などをしてくれる人も出てくるかもしれません。そうして、より良いものが出来上がっていくでしょう。
新しいことに挑戦しようか悩んでいる人に、マイナス点ばかり挙げてやる気を萎えさせてしまう人もいます。それには、あなたを心配しての言葉のこともあります。ですが、嫉妬や妬みからの発言のこともあります。
デメリットをメインにあげて発言してくる人の意見は半分程度にとどめ、自分で考えて答えを出すことが大切です。
挑戦しようか悩んでいる時点で、その事柄をてみたいと考えている自分がいるということです。自分で決めたことは、人から決められてやるよりもモチベーションが上がりますし、それを維持しやすいです。
私は新しいものが好きです。興味のあるものを知ると、とりあえずいっちょ噛みしてみます。それで合わないな~と感じればやめますし、やりやすいように工夫するものもあります。
または、ある程度続けてみたけど他に良いものを見つけたら、サラッと乗り換えます。また、これは極めてみよう!と思えばとことんやります。
看護学校の受験がそうでした。看護学校を受験しようと思ったのが20代後半でしたので、学校に受かるかもわからない・思い立ってから試験までの日が短く受験勉強の時間もない中で、どうしようか迷いました。ですが、看護学校の受験をしないことには始まるものも始まらないので、とりあえず受験しました。
結果、看護学校に合格し、看護の勉強を始めると興味深いものばかりでした。そして、今に至っています。あの時に、こんな年齢だし…とか、勉強する時間ないから受験するの来年にしようかな…など悩んでいたら、看護師としての今の私はいなかったのかもしれません。
とりあえずやってみない方がよいこと
とりあえずやってみるのはメリットが多いですが、なんでもそうというわけではありません。ハイリスクなものや投資などお金に関わるもの、健康にかかわるものはよく考えるほうが賢明です。
例えば、勧められるままに投資話にのったら詐欺だったなど、後悔してもしきれません。うまい話や無料などの甘い話には罠がある可能性があります。
また、どんなに嫌な職場でも感情のままに「思い立ったからとりあえず退職してみた」というのは、今後の生活を思えば早まる必要はありません。
賞与の時期までは待とうとか、次の職場を決めてからなど計画的に行動することも時に必要です。そうするうちに、退職を思いとどまるならばそれも良いですし、新たな職場を探して準備万端で飛び出すのも良いでしょう。
ハイリスクなものほど信頼できる家族や友人に相談しながら、考えて答えを出すことをお勧めします。
まとめ
思い立ったが吉日という言葉があるように、何かをしようと思い立ったなら始めてみることです。やってみるからこそ、その事柄がどんなものかを知ることができ、経験になります。
経験が豊富だと、視野が広がります。どんどんいろんなことを経験して、成長していきましょう。
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