おうむ返しをする人の心理|ポイントは感情の部分におうむ返しを使うこと

笑顔で会話中の3人の女性気持ち
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おうむ返しは、会話をスムーズに進めるためのバックトラッキングというコミュニケーション方法の一つです。相手の発言をそのまま繰り返すことをいいます。

おうむ返しをする人は、おもに相手との良好な関係を築きたい思いがあります。ですが、連発したり、やり方を間違えたりすると、真似されている?と感じ、不快感を抱かれることもあります。

不快に思われないための一番のポイントは、感情の部分におうむ返しをすることです。

おうむ返しとは

庭で椅子に座って話をしている男女の画像

おうむ返しは、相手とのコミュニケーションを良好に保ちたいという、相手を思う気持ちの表われです。

自分が話したことを繰り返していわれることで、 自分の言ったことをちゃんと聞いてくれていると感じます。好意的に接することで返報性の原理も働き、好意には好意で返そうという心理も働きます。また、自分の考えを客観的に聞くことによる『気づき』を得ることもできます。

おうむ返しはきちんと使えばメリットの多いコミュニケーション法ですが、一歩間違えると不快感を与えてしまいます。

話し上手は聞き上手と言われるように、人の話を上手に聞き出すことで会話は弾みます。ですが、おうむ返しを多用して、なんでもおうむ返しをしておけばよいというわけではありません。おうむ返しを不快に感じさせてしまう場合は、使う方法が間違っている可能性があります。

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思いやり

相手にきちんと話を聞いていることを示し、安心感を持ってもらいたいと考えています。相手への思いやりがあるからこそ、しっかりと話を聞こうとするのです。

また、良い関係性を築いていきたいという気持ちの表われでもあります。相手の話をこう理解していますよという確認にもなりますので、お互いの認識のズレも少ないです。

会話を盛り上げたい

初対面などで、何を反したらよいのかわからない場合に、相手の話をおうむ返しすると会話がスムーズに進んでいきます。そのきっかけをつかむ良い方法の一つです。

相槌だけでは話を聞いているのかが伝わりづらいときに、おうむ返しの返事を混ぜると会話が続いていきます。声のトーンを変えたりすることで、より会話が盛り上がります

話を理解していない

難しい内容の場合、自分の意見を混ぜた返答が難しい。そんなときにもおうむ返しを使います。相手の言葉を繰り返すだけで済むので、理解をしていなくても返事ができます。おうむ返しをしておけば、とりあえずその場をしのぐことができます。

この場合は、相手の失礼にならないようにという思いから言い出せずにいることも多いです。精神的にかなりのプレッシャーがかかっていて、早くこの話終われ~と心の中で願っていることも。

相手に自分の印象を良くしたいと思うあまり、よくわからないままおうむ返しをなんとなく続けていると、ぎこちなさが出てしまって逆に不誠実に見えてしまうこともあります。

自分の意見がない・言えない

自分の意見がない場合、無言でなにも答えないよりも、おうむ返しで発言をしている風に見せることができます。口下手な場合も、返答に困りおうむ返しでしのぐこともあります。

自己主張が苦手な人は、自分の言葉で表現することが難しいです。相手が内向的な人の場合は、返事におうむ返しが多くても、気にしないでおきましょう。

聞き流している

相手の話がめんどくさいと感じていたり、他のことに意識が向いている場合に多いです。相手との会話をすべておうむ返しで返していると、「ちゃんと聞いてる!?」 と違和感を覚えます。

「子どもの反抗期で困ってて」という言葉に「反抗期で困ってるんですね」 「そうなの。口答えばかりして」 の返答に、「へえ。口答えばかりなんですね」 とおうむ返しばかりだとどうでしょう?

しかもそれが棒読みだったりして気持ちがこもってないように聞こえたなら、なおさらです。相手に感づかれやすいので、不機嫌になる前に他の話題に変えましょう。

おうむ返しを不快にさせないためのポイント

飲み物を飲みながら会話をしている男女の画像

おうむ返しは、使い方によっては好意的に受け止められ良好な関係を築くことができます。ですが、間違った方法では相手に不快感を与えてしまうことになります。

ポイントは、多用せず適度に使うこと、相手の言葉そのままの繰り返しばかりしないことです。

多用しない

おうむ返しは多用しないことです。おうむ返しの合間に、相槌をいれるなど違う返答方法を組み合わせましょう。「へぇ」 「それで、どうなったの?」 などだけでなく、「すごいですね」 「よかったですね」 など感情に共感する相槌も有効です。

リアクションも、目を大きくしたり、前のめりになったりなど組み合わせましょう。会話を弾ませるために使うときは、自分が興味も持ったところにおうむ返しを使うことがおすすめです。

感情に対して使う

会話の中で、相手の気持ちの部分を聞き分け、そこをおうむ返しすることが大切です。

例えば、「昨日、高校時代の友達に偶然あってうれしかった」と言われたとします。「高校時代の友達に会えたんですね」 というおうむ返しと、「高校時代の友達に?それはうれしいですね」というのでは、後者の方が相手の気持ちに寄り添った返答になります。

「昨日の会議はすごく疲れた」と言われたときに、「疲れたって、何かあったの?」というようなおうむ返し質問も有効です。昨日あった『何か』を言いたくて話題を振っているので「実は、こんなことがあって…」と、昨日あったことを話しだすでしょう。

感情の部分におうむ返しをすることで、相手の気持ちからずれませんし、相手は気づいてくれたとうれしく感じます。

自分の意見も混ぜる

自分の言ったことのおうむ返しだけの場合、あなたの意見はどうなの?と感じることもあります。おうむ返しをするぬいぐるみのようにならないようにしましょう。真似されている感じたときは、不愉快でしかありません。

会話の内容によっては、おうむ返しの合間に相手の意見も受け止めながら、言い回しを変えたり自分の意見や考えも混ぜることです。例えば、「寒いですね」と言われたときに、「寒いですね。もう冬が来たんだと感じますね。」 という具合です。

まとめ

おうむ返しは、単調な連発をせずに感情の部分に対して適度に使うことで、相手の気持ちに寄り添い理解してくれていると思ってもらうことができます。さほど難しくはないテクニックですので、日常会話に取り込んでみてはどうでしょうか?

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