上司がポンコツだったら、毎日しんどいですね。
ポンコツ上司は、能力・スキルがないのに出世した上司、年齢や勤続年数だけで出世した上司、トップへのゴマすりだけで出世した上司などをいいます。
高い給料をもらっているくせに、無能…。なぜこんな人を昇進させたのか?
会社の上層部の見る目のなさにもガッカリです。どの職場にも一人や二人…いや、もっと!? いるはずです。「上司」ってべつに偉い人というわけではありません。
マネジメントの仕事をしている分、他の人より給料が高いだけです。 ポンコツ上司の下で働いていると、どんどん働くのが嫌になりますね。そんなポンコツ上司の特徴を紹介します。
ポンコツ上司の特徴
ポンコツ上司の特徴を、「精神年齢が低い」 「コミュニケーションが取れない」 「能力不足」 「人任せ」に絞って、紹介します。
精神年齢が低い
学生気分のままなの?という、「楽しければ良い」精神年齢が低いタイプです。ここは保育園か?と言いたくなります。気が抜けすぎて、仕事の手抜きも当たり前です。期日も守りません。寄ってくる部下はチヤホヤして、えこひいきします。
そして、プライドだけはやたら高いことも。柔軟性もなく、自分の意見ややり方は曲げません。自分で言ったことを忘れ、「こないだ、あなたにこう言った」と言い切っても、「そうではなく、こう言っていましたよね?」などと返されると、言い訳が始まり、自分の間違いは認めません。
コミュニケーションが取れない
業務内容を報告しているのに返事をしなかったり、不機嫌オーラを発していたりするので、部下は報告すらためらうこともあります。上司から部下への報連相はテキトーなので、大切な業務連絡もポンコツ上司のいる部署だけ知らなかったなんていうこともあります。
もし上層部に指摘されても、自分は伝えたのにと部下のせいにします。部下とはコミュニケーションをあまりとらないのに、他部署の話しやすい人には笑顔で話していることも。
能力不足
能力・スキルがないのに出世した場合は、部下を指導できるほどの能力を持っていません。このタイプは、年功序列や上司へのゴマすりだけで昇進した人に多いです。
長年働いたので勤続年数だけ増えているだけで、なにか成果を成し遂げたというわけではないので、部下をまとめる能力を持ち合わせていません。ゴマすりだけで昇進した人は、言うまでもなく能力はもともと持ち合わせていません。
部下の能力を引き出すことはできないのに、やる気をそぎ落とす能力にだけは長けています。
人任せ
自分がその場の責任者であるという自覚もないので、仕事にも興味を持っていません。今、どういう状況なのか、一番知らない&わかっていません。
そのくせ問題が起きたり、自分を責めたり否定されようもんなら、あからさまにムッとしたり、部下のせいにしたり、そんなこと言ってないと記憶から消してしまうなど、責任逃れは上手です。世渡りは上手で口もうまいので、はったりだけでごまかして、突き進みます。
ポンコツ上司への対処法
理想的な上司は、幻想です。(世の中には、きっと素晴らしい上司がいるのでしょうが…。)
ポンコツ上司に悩んでいる人はたくさんいます。また、ポンコツ上司が自分から変わろう!とはなりませんので、それを望むだけ無駄です。
でも、ポンコツ上司に振り回されるのはもうたくさん!そんなあなたへ対処法を5つ紹介します。
①尻ぬぐいはしない ②仕事の責任は上司がとる ③期待しない ④気楽に働こう ⑤転職するの5つです。
尻ぬぐいはしない
しなければならない業務があるのに、一向にすすんでいない。結果、「昨日言っていた件、私がしましょうか?」 と、自ら買って出ないようにしましょう。 上司は、何も考えもせず「そう?ありがとう~。お願い」 とサラッと振るだけ振って、結果や成果は自分の手柄です。
組織としては、上司の働きというよりも部署の成果がきちんと上がったかを重要視します。上司がまったく仕事をしなかったり、自部署に興味がなく放置していても、部下が頑張り成果を上げたらそれは上司の手柄なのです。
こんな上司のために、自分の時間を使うのはもったいないです。その業務ができてなくて困るのは上司ですから、放っておきましょう。
仕事の責任は上司がとる
仕事をしていて、クレームが入ったり、何らかのミスが生じることもあります。自分が行ったことでミスをしたら、反省は必要です。ですが、そうではない場合や、たまたま自分がクレームの電話を受けただけ、たまたまミスを発見しただけのような時に自分を責める必要はありません。
そのようなときに、周囲もあなたを責めたりはしていないはずです。問題の責任は、上司にあります。
管理職は、何か問題があった時に、代表して責められることを任命づけられた人です。そのため、給料が高いのです。責任感と責任を混同しないようにしましょう。
期待しない
あなたの描いている上司像とポンコツ上司は、きっと、かけ離れています。上司という存在に期待をすると、イライラします。この人はポンコツだとわかったなら、期待することをやめましょう。あなたが疲れるだけです。自分がすべき仕事をマイペースにこなしましょう。
うちの上司は無能だ、ポンコツだと考えると、関わること自体がストレスになってきます。そのため、この人とは相性が合わないんだと思うのも一つです。
気楽に働こう
ポンコツでも上司として気楽にいることができるのですから、あなたが頑張る必要はありません。仕事は給料をもらうために働くものです。自分のするべき仕事だけして、何か問題が出たときには、上司に報告は必要ですが、その尻ぬぐいをする必要はないんだと考えましょう。
それでも、その職場で昇格したいなら、ポンコツにゴマをすっておくのも一つです。ポストが開いているなら、そこに座らせてくれるかもしれません。
転職する
ポンコツ上司が平気で居座っているような職場で頑張ってもいつまでも認められることはありません。ポンコツゆえに、部下のことをちゃんと見ていないので、正しく評価もされません。頑張って働きたいと願うなら、それが報われるところに転職したいですね。ポンコツ上司を管理職にする上層部自体もポンコツです。
環境や状況などの理由から、転職はできないこともあると思います。その場合も、割り切って淡々と最低限の仕事をこなしましょう。頑張る場所を職場以外にして、趣味を楽しんだり、副業をしたりするのも一つです。興味の先を仕事以外に向けてみましょう。
どこにでもいる残念な上司…こちらも合わせてどうぞ♪
まとめ
ポンコツでも上司ですし、関わらないわけにはいきません。上司を選ぶことはできません。とてもストレスですね。対処法をいくつか紹介しました。
どこにでもポンコツ上司は存在していると思います。仕事は給料をもらうところ、職場外の場所で趣味や生きがいを見つけるほうが、有意義に過ごせるでしょう。
コメント