鏡に映る自分の顔と写真に写っている自分の顔が、なんか違うと感じることはありませんか？鏡で自分を見て、カメラに映るときの顔を確認して写真を撮ったはずなのに、なぜだか写真うつりが悪い。なんでやろう？とずっと不思議でした。
鏡に映った自分の顔は反転して見えていて、無意識に自分の好きな角度や表情をしています。そのため鏡のほうが２割増しでかわいく見えているのですよ。
鏡の自分と写真の自分ではどっちが本物かと言えば、結論から言うと「写真」です。
鏡の顔と写真の顔はどっちが本物？鏡のほうが可愛く見えるのはなぜ？
鏡に映る自分の顔と、写真の顔どちらが好きですか？ 私は鏡に映る顔の方が好きです。写真の顔は、どうやら”写真うつりが悪い”ようで、あまり好きじゃないのであまり撮りません。
写真では可愛く見える表情をしたつもりでも、撮った写真を確認したときに、「こんなにブサイクやった？」 「こんなに老けてた？」などと、ギョッとなるときがあります。
その写真をほかの人が見たときに 「普段と変わらないけど？」 などと言われると、ショックを受けることもありますね。
なぜそのようなギャップが 起こるのでしょうか？
鏡を見るときに一番良い表情をしていてそれを見慣れていること、鏡で見るときは顔が反転していること、顔は左右非対称であること、顔のゆがみがあることなどが影響しています。
鏡の自分の顔に見慣れている
鏡で見る自分の顔は２割増しでかわいく見えるそうです。なぜなら、毎日見慣れていることと、鏡を見るときは無意識に自分の好きな角度でかわいく見えるような表情をしているためです。
人は繰り返し接触するなじみのものには、好意を持ちやすいです。毎日洗顔後やメイクの時など、日常的に多くの場で鏡に映る自分を見ます。見慣れた鏡の自分の顔に愛着があるので、ひいき目に見てしまいます。
また、自分の顔が映っているので、どの角度が一番かわいく見えるか目で確認することができています。そのため、一番かわいくいい顔でみえる角度で鏡を見るので、ほとんどの人が鏡に映る自分の顔は“いけてる”と感じています。
ちょうど先日、息子と写真と鏡で見る自分の顔って違うねという話をしながら、息子が試しに私の顔を写メで撮りました。あり得ないほどの写真写りの悪さも加わり、実年齢より1０歳くらい老けて写った私の姿がありました。
さすがの息子も、「この写真ほどじゃない。実物のほうがなんぼもええから、落ち込んだらあかんで」とフォローを入れるほどの写真でした笑
ひいき目にみても、「普段鏡で見ている時の私」は皆無でした。普段表情を作らずに過ごしている私を、他人が見るとこのように見えているのかと思うと衝撃です。私の脳内補正は相当凄いのでしょう。
顔は左右非対称。鏡では顔は反転して見えている
人間の顔は左右全く同じではありません。目や眉、口の形など左右で微妙に違っています。鏡に映っている顔は、人から見られている顔と左右が逆に見えています。
左右非対称の顔がさらに左右反転している状態の自分の顔をみて、「かわいい」と思った時に、脳はこの顔が可愛いと認識しています。また、自分を自分が思うよりも、自分のことを良く見ようとして無意識に補正してしまいがちです。
本来の自分よりも魅力的に自分の目には映る、錯覚を起こしています。そのため、写真のように反転していない自分の顔を見たときに、脳が違和感を感じてブサイクと思ってしまったり、思うよりも太って見えて「誰！？私ってこんなに太ってた？」となってしまうことがあるのです。
ですが、写真は反転していませんし、実は写真の方が実物に近いです。
顔のゆがみがある
反転したら印象がかなり違うときには、顔のゆがみも影響しています。もともと顔は左右非対称なものですが、その度合いが大きいほど、反転したときにそのギャップを大きく感じます。
頬杖をついたり、足を組む、猫背などの骨盤や背骨が歪むことが影響しています。ほかにも、同じ方ばかりで食べ物を噛む、同じ方向ばかり向いて寝るなども原因になります。それらの結果、顔の半分だけがたるんでしまうこともあります。
私は足を組む癖があります。いつも右向きで寝るくせもあるし、頬杖もついていることが多いです。骨盤が歪んでいるのでしょうね。左の頬のほうが右寄りも見るからにたるみがあります。
頬杖をつく癖がある人の心理についての記事はこちらです♪
写真を見たときの違和感をなくすコツ
写真を見たときの違和感をなくすコツは、たくさん自分の写真を撮りそれを見ることです。写真の自分にも慣れることで見慣れて気にならなくなります。
反転鏡を使って、他人から見た自分の顔を見るようにすることで、写真に写る顔と同じ顔を自分でも見ることができます。
ポチップ
左右で違う顔のパーツに合わせたメイクをすることも一つです。非対称のパーツに同じようにメイクをしても非対称のままです。左右対称になるように、メイクをするように意識すると、それだけでも顔の印象は変わります。
まとめ
鏡の自分は無意識に一番いい顔をしているため、２倍増しでよく見えているということでした。また、鏡は反転しているので、反転していない写真の顔を見たときに違和感を感じます。
他人がどう自分を見ていようと、鏡で見る自分の顔を自分が気に入っていたら、それはそれで幸せなのでは？とも思ってしまいます。あなたはどうですか？♪
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