*このページではアフィリエイト広告を紹介しています
PR

座る位置から見る相手の心理。左右・正面・斜めなど座る位置によって変わる印象

会議室の風景画像 気持ち
スポンサーリンク

普段意識していないつもりでも、心理的に相手によって座る位置を変えていることがあります。相手がどの位置によく座るのかで相手の心理がわかることがあります。

それを利用して、会議などで交渉したいことを有利に進めたいときには、座る位置を考えることもできます。また、話を聴いてもらいたい時には、相手のどちらから話しかけた方がスムーズに話が進むのかも紹介します。

座る位置でわかる心理

ミーティングをしている女性2人と男性1人の画像

会議などで座る位置が決まっていないときに、あなたはどこに座りますか?座る位置によって周囲へ与える印象は変わってきます。

そのような心理をスティンザー効果と言います。会議や交渉事をするときの座る位置で、その人への感じ方が違ってきます。この効果をうまく使うことで話し合いを有利にすすめることも可能です。

正面に座った場合

あなたの正面に座った場合は、親近感を持っている場合と敵意を抱いている場合の両方があります。

敵意の場合
会議などでは、正面に座った人と意見が対立することが多いです。あなたをライバル視している人や、過去に敵対したことがある人も、あなたが先に座っていた場合、その正面に座る傾向があります。

もしあなたのほうが後から席に着く場合は、あえて味方になってくれる人の正面に座り、両隣も味方になりそうな人を誘うと話がスムーズに進みやすいです。

また、正面に座る場合は緊張感が起こりやすいので、部下へ指導したいときなどはあえて正面に座るのも良いでしょう。

親近感を抱いている場合
あなたに親近感を抱いているときも、正面に座る傾向があります。休憩室のテーブルやカフェなどで空席があった時に、相手が正面に座った場合は積極的に話をしたいと思っているので、話も弾むでしょう。

何か授業や講習などの時をイメージしてみると、先生と生徒は正面から向き合っています。そのように、興味のある話や大切だと思う話を聴く姿勢になるときは、相手の正面に座っています。

斜め向かいに座った場合

斜めの位置に座った人は、敵でも見方でもない中立の人です。部下から相談を聞くなどの場合は、斜めの位置に座る方が話してくれやすいのでおすすめです。あなたと友好的に話をしたいと思っています。

仕事の場合、ライバル視している人がいるなら、その人の斜め前に座ることで友好的に会話が進みます。

隣に座った場合

隣に座った人は、物理的に近くなるので気持ち的にも近くなります。正面の人と意見が対立したときに味方になってくれやすいです。仕事の場合、よく意見がぶつかってしまう人の隣にあえて座ることで、お互いの意見を受け入れやすくなります。

特に異性の場合はあなたへ好意を持っている可能性もあります。もう少し親密になりたい気持ちの表われです。

女性二人が座って話をしている画像

どうしても承認してほしい議題がある場合などの時には、対立したくない相手の正面に座ることは避けましょう。対立する人の正面にあえて座ってしまうと、お互い戦闘態勢になってしまって冷静に話が進まなくなる可能性もあります。そのため、できれば斜め前に座って論理的に話を詰めていきたいところです。

味方になってくれそうな人がいれば、その人の隣に座りましょう。

リラックスして話し合いをしたい場合は、相手と90度の位置で座ることをおすすめします。緊張感が生まれにくいので気分的な負担が少なくてすみます。

話しかけるときは相手の右側からがおすすめ

男性の上司に女性が右側から話しかけている様子の画像

何かお願い事を聞いてほしいときや、意見を通したいとき、報告をするとき、話を聴いてほしいときなど…相手のどちら側から話しかけますか? 同じなら、聞き入れてもらいやすい方から話かけたいですね。

人は左側から話しかけられると無意識に防御態勢になります。心臓のある左側を守ろうとするためです。そのため、相手の緊張を和らげてこちらの言い分を聞いてもらおうと思うときには、相手の右側から話しかけることです。

他にも、脳科学的に右脳と左脳の処理の違いからの考え方もあります。

右側から話しかけた方が、自分の欲求が通る可能性が2倍高かったとか。これは、右脳と左脳の処理の違いによります。一般的に左脳が言語をつかさどっています。またそれは、身体の右側につながっているので、右側から話しかけた方が良いということです。

人は左側の顔の方が柔らかな印象になります。感情を支配する右脳は主に左半身を支配するためです。感情を表す表情も、左側の方が豊かに柔らかくなります。左側の表情を見せて話しかけることで、相手がリラックスして聞く姿勢になってくれます。

正面から上司の座っているところに近づいて報告をする場合もできるだけ上司から見て斜め右辺りから話しかけることを心がけましょう

特に威圧的な上司に話しかけるときには、座っている上司に立ったまま真正面から話しかけると、内容うんぬんよりも 「反抗的」 という印象を与えてしまいかねません。そのため、やんわり近づく印象を与えるためにも、斜め右や右側から話しかけることをお勧めします。

まとめ

座る位置や話しかける時の位置で、同じ内容でも相手の受け止め方に違いがでる可能性があります。穏便に話を進めたいときは、位置関係を考えることでスムーズに話が進む可能性がありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました