みなさん、よく笑いますか?最近大笑いしたのはいつですか?笑うことってメリットばっかりです♪「笑う門には福来る」「笑いは百薬の長」です♪
子どもたちを見ていると本当によく笑うなぁと思います。そしてだんだん大人になるにつれて、笑う頻度は減っていきます。
成人になると1日に笑う回数は平均で15回程だそうです。40~50代の男性は1日15回も笑わないんだとか。
そういえば、最近忙しさに追われ笑うよりもイライラしていることの方が多いかも…と感じたあなたに、笑うことによる健康の効果をまとめてみました♪
笑うことによる健康効果
脳への効果
脳はストレスがあると交感神経優位になり緊張状態になるため、血管が収縮して血流が悪くなります。その結果、酸素不足になり脳の動きは鈍くなります。
一方、笑うことは副交感神経を優位にします。血流も良くなり、脳への血流も増えます。血流が増えると脳の動きが活性化しますが、この時によく活性化するのは海馬や側頭葉です。
海馬は記憶を、側頭葉は判断力を司ります。そのためよく笑う人は記憶力が良く、物事をテキパキとこなします。
また、笑いはα波もUPします。α波は脳をリラックスさせつつ脳機能も高める脳波です。
免疫力UP
笑うことで血行がよくなると免疫力がUPすると言われています。それは血流が良くなって免疫細胞の体内巡回がスムーズになり、また、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)とB細胞(ボーン細胞)を活性化させるためです。
NK細胞は、体内に侵入してきたウイルスや細菌、がん細胞を破壊する免疫細胞です。
B細胞は、細菌やウイルスを破壊するための抗体を作る免疫細胞です。
5分間笑うだけで、これらの細胞が活性化して免疫力が上がります。
リラックス効果
ストレスが多い生活の中で生活習慣が乱れてしまい、自律神経のバランスが狂いがちです。自律神経のバランスが狂うと免疫機能もきちんと働かなくなり、呼吸も浅くなります。
笑うことで副交感神経が優位になり、腹式呼吸の深い呼吸になります。
また、笑うことで幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が脳内から分泌されます。
さらに脳の痛み止め・脳内麻薬と呼ばれる「エンドルフィン」ホルモンも分泌されます。
これらがでることで心地よい幸福感に包まれます。それによってリラックス状態になります。自律神経のバランスも整うことでメンタルが落ち着きます。
また、笑いはドーパミンも分泌します。ドーパミンはやる気スイッチを押してくれたり、ストレスを軽減したりしてくれます。
笑いの伝播
職場や人の集まっている場で、ニコニコ笑顔があふれていればそこは雰囲気もよいです。そういう場所の人間関係はよいので、対人関係のストレスも減ります。笑っているその姿は周囲からは好印象に見えますね。
大笑いしている人を見ていると、なんだかよくわからないけど自分も笑っていたということないですか?笑いは笑いを呼びます♪
アンチエイジング効果
よく笑う人は笑いシワができると聞いたことがあります。ですが、よく笑うということは、顔の表情筋をたくさん使っているということです。シワの原因は顔の筋肉の衰えなので、どちらかというとあまり笑わない人の方にできやすいです。アンチエイジングのためにも、たくさん笑って顔の筋肉を維持しましょう♪
作り笑いでもOK?
笑いの効果は作り笑いでもOKです。口角を上げ笑顔を作っても、大脳辺縁系が刺激されて脳は笑っていると錯覚します。そのため、作り笑いをしても幸せホルモン「セロトニン」や脳の痛み止め「エンドルフィン」が分泌されます。他にも、NK細胞は活性しますし、副交感神経も優位になります。
以前、笑袋が流行ったことがありました。ただ笑い声がするおもちゃです。でもその笑い声を聞いているとつられて笑ってしまうおもちゃです。「しょーもな…」と思いながらも、その笑い声を聞いていると笑ってしまうんですよね♪
作り笑いでも、本当に笑っていてもどちらでもOKですが、より効果があるのは大きめの声で笑うことです。そうすると腹式呼吸になっているはずです♪
お笑い番組などが好きなかたは好きな番組をみて大笑いしましょう。仕事のストレスも吹っ飛びます。私はどっきり系の番組が好きで、録画しておいて何回も見ては大笑いしています。
このような本もおすすめです。初めて見た時は衝撃でした。笑いすぎて涙は出るわ、息ができなくなるほど大笑いしました。
もし、何もないのに本当に大声で笑うのは難しくてできないという場合は、口角を上げるだけでも全然OKです。または、表情筋を鍛えるために「あいうえお」と大きな口でしてみましょう。ゆっくり動かすのがポイントです。小顔効果もあり一石二鳥です♪
まとめ
笑うことってメリットだらけです。最近はマスクをしていることが多く、とくに表情がわかりにくいこともあります。ですが、マスクで隠れている口角はできるだけ上げて過ごしましょう。
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