古くから日本でよく食べられている納豆。必要な栄養素がバランスよく取れる発酵食品です♪
特にナットウキナーゼには血栓を予防する嬉しい効果が!また、大豆イソフラボンは女性ホルモンに構造が似ているので更年期の症状の緩和効果もあります。
納豆は栄養もバツグンですが、朝に食べると冷え性予防に、夜に食べると血栓予防に、食べる時間によって期待できる効果があります♪
納豆を食べる時間帯
納豆を食べる時間によって、期待する効果が変わります。
朝に食べる場合
タンパク質が体内で熱を作るので、代謝アップになり冷え性予防になります。
朝は空腹時間が長いので食後血糖値が上がりやすいですが、納豆に含まれるペプチドが強力に血糖コントロールをしてくれます。食前にたべると太りにくいです♪
夜に食べる場合
アルギニンというタンパク質が寝ている間に成長ホルモンの材料になります。成長ホルモンは寝ているときにたくさん分泌するので、夜に食べると肌の修復力が高まって美肌に効果があります♪
ナットウキナーゼは血栓を溶かし、心筋梗塞や脳梗塞の予防効果があります。納豆を食べてから4時間後が最も活性する時間帯です。そして効果は8~12時間持続します。
血栓予防の効果を期待するなら納豆は夜に食べることをお勧めします♪
納豆の栄養素と効果
納豆は栄養バランスが良い発酵食品です。
ビタミンB群
細胞の成長や再生を促します。ビタミンB1は糖質を効果的にエネルギーにしてくれます。
ポリアミン
新陳代謝や老化予防に効果があります。見た目の若返りと長寿効果に期待できます。ポリアミンは他の食品にも含まれていますが、ヒトの血中ポリアミン濃度が高くなるのは納豆だけです。
食物繊維
腸内環境を整えます。
腸の調子を乱す腐敗細菌などを死滅させて腸を整えます。腸内細菌のバランスが整うことで整腸作用になります。
カルシウム
骨の健康に不可欠です。納豆はカルシウムだけでなく、カルシウムの骨への吸着を助けるビタミンK2も豊富です。
イソフラボン
女性ホルモンのバランスを整えます。女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをするため女性にとって更年期の強い味方です。
大豆レシチン
肌荒れの改善に効果があります。また、コレステロールを減らす効果があるので高血圧や脂肪肝の予防にも♪
そして!
ナットウキナーゼ
納豆の独特の糸に含まれるたんぱく質分解酵素です。これは、納豆にしか含まれていません。血栓を溶かす効果があり、コレステロール低下効果になります。そのため、血栓が原因で起こる脳梗塞や心筋梗塞の原因である血栓予防に効果があります。
ナットウキナーゼは熱に弱い
納豆好きなら、色んな料理に混ぜて食べたいです。ですが、ちょっと待った!
ナットウキナーゼは熱に弱いのです。また、水分が多い状態で50度以上になると急激に活性が弱まってしまいます。納豆チャーハンや納豆オムレツなどは美味しいのですが、納豆の効果は台無しです。
ナットウキナーゼの血液サラサラ効果を得るためには、常温の納豆を食べましょう♪
アツアツごはんは50度まではいかないので、ギリセーフです。良かったです。お茶碗によそって食べ始めるまでに少しごはんが冷めるとちょうど良いですね。ごはんに納豆を混ぜると美味しいですよね♪
納豆の効果を上げる方法
納豆は、他の発酵食品と組み合わせて食べると、相乗効果によって腸内環境を整えてくれます♪
マグロやゴマ、シソなどと一緒に食べると、血行促進効果や血栓の原因になるコレステロール低下に!
ショウガや梅干し、ニンニク、玉ねぎなどと一緒に食べると、納豆のビタミンB1の吸収が高まって疲労回復効果に!
納豆を何と一緒に食べるのが好きですか?私の一押しはキムチです♪ネギを足してもおいしいですね♪
キムチ美味しいですね♪私は卵を入れるのも好きです♪
タマゴもおいしいですね♪ただ、白身は納豆の栄養吸収を邪魔してしまうので、黄身だけにして食べると良いですよ♪
1日に食べたい納豆の量
納豆に健康効果があるからと言って、たくさん食べればよいというわけではありません。納豆には、プリン体が100g中に110㎎程入っています。また、納豆に含まれるセレンは過剰摂取で中毒を起こして嘔吐や肝機能不全に至るリスクもあるので、多くても200gほどまでにしましょう。
過剰摂取による弊害もあるので、ナットウキナーゼの効果を期待するなら1日1パックで十分です♪
納豆が苦手な方におすすめのサプリ
納豆の効果はわかるけど、どうしても苦手…そんな方には、サプリメントがおすすめです。いろんな種類がありますが、おすすめを紹介します。安心の日本産!DHAやEPAも含まれています。
サプリメントだと、手軽に納豆が苦手な方でも、たった3粒で納豆のいいとこだけ取ることができますね
まとめ
納豆は朝に食べると冷え性予防や血糖値上昇を抑え、夜に食べると血栓予防や美肌対策になります♪ですが、どんなによいと言われる食材もそればかり食べるのはよくありません。バランスよく色んなものを食べながら納豆もとり入れましょう♪
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