*このページではアフィリエイト広告を紹介しています
PR

顔色をうかがう人の心理|顔色をうかがうのをやめたい時にすること

困っている女性の画像 気持ち
スポンサーリンク

顔色をうかがうというのは、相手がどんな心理的状態かを表情や顔つきから推測することです。「顔色をうかがう」の同義語には、「媚びへつらう」 「ご機嫌を取る」 「胡麻をする」 などがあります。

他人への気遣いや配慮ができているプラス面ともとれますが、嫌われることを恐れて相手の機嫌や反応におびえるというマイナス面ともとれます。何故、いつもそんなに他人の顔色をうかがってしまうのでしょうか? 

人の顔色をよく見ている人は、相手に嫌われないように、相手の気分を害さないようにと考えて行動します。顔色をうかがう行為は悪いことではありませんが、度を超すとマイナス面が強く出てしまいます。

顔色をうかがう人の心理を紹介

笑顔の女性の画像

人から嫌われたくない

嫌われたらどうしよう…。 という思いが強く、上司や同僚、友達の顔色をうかがっています。人から嫌われないように、悪目立ちしないように気を付けながら、相手が喜びそうなことをするようにしています。過去のトラウマ(いじめなどの経験)が関係していることもあります。

怒られたくない

上司などの顔色をうかがう人は、その人からいつ怒られるかわからない恐怖心を持っています。みんなの前で怒られるのではないか? 怒られたらいやだな…など、怒られることを怖がり相手の反応をみようとします。

子どもの頃に、親や教師から理不尽に理由もわからないまま怒られた経験が関係していることもあります。

自分に自信がない

自尊心が低かったり、コンプレックスがあったりなどで、自分に自信がない場合も、他人に合わせて生きることでその場をやり過ごしています。そのために、相手の顔色をうかがいながら波風立てないようにしています。

仕事などでも、自分がすることで間違ったらどうしようと考え、相手の反応を見ながら無難な選択をする傾向があります。相手の意見を聞きながら行うことで、何かミスがあった時の責任回避をするためでもあります。

目立ちたくない

自分に自信がないため、自分が意見を言うことで迷惑をかけるのでは?などという不安感から顔色をうかがいます。人の意見と自分の意見は同じだろうか、周囲はどう考えているのか?を確かめながら、その場をやり過ごしています。

争いたくない

自分の行動や言動によって相手を怒らせたり、言い合いになったりすることで傷つきやすい繊細な人も顔色をうかがいます。できるだけ争わないように、自分の言動を行う前に周囲の顔色をうかがっています。

いい人と思われたい

嫌われたくないという思いがより強く、すべての人にいい人と思われたい。好かれたいという承認欲求が強い人も顔色をうかがいます。顔色をうかがい、相手の考えや気持ちを察して、望む行動をすることで周囲に「いい人」と思ってもらいたいのです。

このタイプは、自分の意見をあまり持っていません。そこよりも、みんなにいかに好かれるかの方が大切です。顔色を読み、相手がしてほしいだろうことを感じ取り行動することで、『よく気が付く人』と思われたい心理もあります。

顔色をうかがうことをやめたい時

頭に両手を置き考えている女性の画像

顔色を極度にうかがいすぎると、周囲を優先にして自分の言動を決めてしまいます。そうなると、自分の言いたいことも言えなくなり、やりたいと思ったこともできないことも。自分の人生なのに、自分のしてみたいことや好きなことができなくなってしまいます。

周囲の人が、そんなあなたに気づくと、都合よく扱われてしまうかもしれません。また、常に他人を意識して嫌われていないか、悪口を言われていないかと不安が強くなると、疲れてしまいます。

また、顔色をうかがっているつもりでも、相手の気持ちを想像して勝手に落ち込んでしまっているだけのこともあります。他人の本心はその人にしかわかりません。

顔色をうかがうことは悪いことではなく、適度に顔色をうかがうことができる人は、気遣いのできる優しい人です。ですが、顔色をうかがうことで自分を責めてしまったり、気持ちが疲れてきたなら、一度やめてみませんか?

顔色をうかがう行為は、持って生まれた性格ではありません。幼少期の成長過程で身につく後天的なものなので、自分次第で変えることは可能です。

嫌われるかもしれないことを気にしない

自分の意見を言ったからといって、自分と違う意見の人はすべて嫌われるわけはありません。人は考えが違って当たり前。価値観も違って当たり前です。自分の意見はきちんと発言する勇気が必要です。

相手が違う意見の時に、「そういう考え方もありますね」と、相手の意見も受け入れつつ、「でも、わたしはこう思いました」など自分を主語にして自分の思いを話してみましょう。自分にとって譲れない部分まで、相手の顔色をみることで初めから諦める必要はありません。

他人がどう思うかを考える前に、自分はどうしたいか?を考えるようにしてみましょう。

一人の時間も楽しむ

顔色をうかがうことが習慣になっている場合、なかなか止めようと思っても難しいものです。そのような場合は、他人の顔色をうかがわないですむように、一人になる時間を作ってみましょう。他人に気を遣う必要のない時間を過ごすことで、気持ちをリフレッシュしましょう。

まとめ

顔色をうかがうことはいけないことではありませんが、行き過ぎた場合は心が疲れてしまいます。

顔色をうかがいすぎているな・最近疲れているなと感じたときは気分転換をしたり、自分の意見を少しずつでも言ってみるなどできることから始めてみてはいかがでしょうか。

私も多少は人の顔色をうかがいますが、時と場合によります。そして 「気づかないふり」も、必要だと思っています。人の顔色ばかりうかがい、気が付けば他人の人生のために生きていることになるより、自分の人生は自分が主役でいたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました