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ヘアドネーションとは?髪の長さはどのくらい必要?

長い女性の髪と黄色いバラの画像 看護
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ヘアドネーションとは、医療用ウィッグを作るために髪を寄付することをいいます。メディカルウィッグは、18歳以下の子どもたちの小児がんや事故などによって頭髪に悩みを持つ場合に、無償で提供しています。

メディカルウィッグを一つ作るために必要なヘアドネーション数はなんと、30人~50人分です。興味があってしてみたいけれど、どうしたらよいかわからない人も多いかもしれません。

ヘアドネーションとは

長い髪がなびいている画像

メディカルウィッグを作るために髪を寄付することをヘアドネーションと言います。18歳以下の子どもたちが使うためのもので、無償です。30人~50人分の寄付でできるメディカルウィッグは一つです。

メディカルウィッグは100%人毛です。そのため、見た目や質感がとっても自然です。そのため、ウィッグとわかりにくく、学校に行きにくいと思ったり、友達と会うのが恥ずかしいと思ったりする悩みの手助けになります。

ヘアドネーションの条件

ウィッグを作るために必要な髪と聞くと、サラサラのきれいなストレートなロングヘアをイメージしませんか? ヘアドネーションに興味があっても、髪の毛を染めているし…傷んでるし…など、自分の髪の状態をみて、自分には無理と思っている方もいるかもしれません。

団体によって条件が異なってきますが、ヘアドネーションに必要な髪は、毛染めもOK、ブリーチで色を抜いていても、パーマをしていてもOKです。また、くせ毛もOKです。たとえ傷んでいても、軽く引っ張っただけでちぎれたり切れたりしなければOKです。

必要な条件は主に2つです。完全に乾いていることと、31センチ以上あることです。

完全に乾いていること

ヘアドネーションで送る髪は完全に乾いていないといけません。少しでもぬれていると、菌の発生原因になったり、カビが飼えてしまったりする可能性があるためです。

シャンプー後にしっかりドライヤーで乾かしたとしても、髪の内部は湿っている可能性があります。ヘアドネーションをするために髪をカットする場合は、シャンプーをする前にカットしてもらいましょう。

長さは31ccm以上

一般的に医療用ウィッグに必要な長さは31cm以上です。最低31cm以上必要ということなので、40cmや50cmなど長い方が喜ばれます。

15cmから受け付けている団体もありましたが、現在は15cm以上31cm未満の長さの髪は、髪が集まったため受付を長期休止しています。受付中止ではありませんので、再開する可能性はあります。

寄付するときに条件の確認をおすすめします。31cm以上髪を伸ばそうと思えば、年単位の月日がかかります。そのため、カットするときに失敗した!ということがないように、ヘアドネーションカットを対応しているサロンを利用しましょう。

ヘアドネーションの送り先

ヘアドネーション用の髪の束の画像

NPO法人JHD&C

カラーやパーマ、ブリーチをしていてもOKです。くせ毛や白髪もOKです。31cmの長さが必要で、完全に乾いていること、切り口は輪ゴムでしっかりとまとめていることがポイントです。

JHD&Cのサイトはコチラです

つな髪

パーマ、ブリーチ、くせ毛、白髪まじりなどはNGです。黒いストレートのみです。つな髪は15cm以上31cm未満も受け付けていることがありますが、2022年9月現在は休止中です。受付しているのは31cm以上の髪だけです。完全に乾いていること、切り口を輪ゴムでまとめていることもポイントです。

つな髪のサイトはコチラです

NPO法人HERO

軽く引っ張って切れなければ、カラーもパーマもブリーチヘアもOKです。こちらも、31cm以上の長さがある完全に乾いた髪の切り口を輪ゴムでしっかりまとめるのがポイントです。

HEROのサイトはコチラです

ヘアドネーションをするとき

ヘアドネーションの理念を理解してボランティアで協力している美容院や理容室をヘアドネーション賛同サロンといいます。そのような賛同サロンがお近くにあればそこで行う方が安心です。カット料金やサービス範囲は店舗ごとに違いますので確認が必要です。

賛同サロンが近くにない場合、カットしてもらう美容室がヘアドネーションカットをしてくれるかどうか、まずは電話で確認しましょう。ネット予約などでヘアドネーションをしているか確認せずに予約をして、普通にカットされてしまっても切ってしまった髪はもう元に戻りません。

31cm以上伸ばすのは1カ月に約1cm伸びるとしても3年はかかる大変なことです。そのため、美容師さんにヘアドネーションをしたいこと、カット後の髪型、予定するカットをすると何センチ寄付できるかなどを確認しておくことをおすすめします。

まとめ

ヘアドネーションは、切った髪をただ送ればOKというものではなく、団体によってルールがあります。基準を満たしていなければ、受付してもらえずに、頑張って伸ばした努力が水の泡になりかねません。

そのため、ヘアドネーション賛同サロンにカットする前によく相談して、納得した状態でカットしましょう。また、カット後の髪型も考えておきましょう。

3年以上かけて髪をのばすことは大変です。伸ばしっぱなしというわけにも行かないので、髪の先端をすこしカットしたりしてできるだけ良い状態で伸ばそうと頑張ったはずです。けれど、その努力の結果、誰かの役に立っていると思うとうれしいですね。

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