手足の爪の色や形は、人それぞれ違います。爪の付け根に円を半分にしたように見える白い部分、みなさんありますか?
爪半月というのですが、私は親指にしかありません。若いころは全ての指にあったのですが、いつの間にか消えていました。無くなったとしても、病気というわけではないです。
爪半月のある部分は出来たての爪なので水分がたくさんあるそうです。その水分が少なくなると、爪半月も見えなくなります。また、爪半月の大きさは、新陳代謝が関わっていたり、遺伝なども関係します♪
爪半月はなぜ消えていく?
爪の根本にある白い半分の円。これを爪半月といいます。この爪半月よりも根っこのところには、爪母(そうぼ)という爪を作る部分があります。
爪母で作られた爪は水分たっぷりでとても潤っているので白く見えます。皮膚も爪も同じですが、ターンオーバーによって新しくなっていきますが、加齢によってそのスピードは遅くなります。
そのため、爪の作られていくスピードも遅くなり、爪半月も小さくなっていきます。私の親指以外の爪に爪半月がなくなったのは、悲しいかな加齢によるものだったのですね。
か…加齢…
また、一般的に成人の爪は1日に0.1㎜程伸びます。なので今日のびた爪が、爪の先まで伸びるには約3~6か月かかりますね。足より手の爪の伸びが早いのは、よく動かす指ほど早く伸びるためなんです。
爪は何からできている?役割は?
爪は皮膚の表面の角質が厚くなったものです。皮膚や髪の毛と同じ、ケラチンなどのタンパク質でできています。
爪って、硬いですよね。爪は3層から成り立っていて、縦向きと横向きのケラチンがあるので硬く、強くなっています。
この硬さには意味があります。手足の爪先には骨はないんです。そのため、硬い爪が代わりとなるので、モノをつまんだり、掴んだりできるのです。
足の爪も同じで、足指に爪があるから、踏ん張れます。
ケラチンの間にある油分と水分のバランスが崩れると乾燥して、ケラチン層が剥がれてしまうと二枚爪になってしまいます。爪の上に保湿剤を塗っても吸収することはできません。
なので、保湿をするときは、爪の甘皮を取ってから爪の根本に塗るとよいですよ♪また、爪を強くするには、バランスのよい食事も大切です。爪はタンパク質なので赤身の肉や鶏肉、卵などの良質なタンパク質を摂るようにしてほしいと思います。
ケラチンを作る時に必要なのは、ビタミンAです。ビタミンA不足は爪の乾燥を招いて割れやすくなるので、カボチャやホウレン草などの緑黄色野菜も摂ってくださいね♪
爪ケアのおすすめ方法
アルコール消毒や、洗浄剤などで手先は乾燥もするし、爪もダメージを受けています。時には爪のお手入れもしたいですね。
私がエステティシャンをしていた頃、ネイル&ハンドケアコースもしていました。その時にしていたことですが、甘皮は、引っ張ったり無理にとるとささくれてしまいます。自分でケアする時はお風呂でふやかした後に、逆の指にガーゼを巻いて、爪の根本を円を描くように優しくこすると取れやすいです♪
爪切りは3層の爪を一気に爪切りでバッチっと切ると割れやすくなります。そのため、爪切りは使用せず、爪やすりで削って形を整えるほうが爪に優しいです♪ 最後の仕上げは爪用のオイル♪ 爪の根本に着けてマッサージをしましょう♪
おすすめの爪用のオイルです♪
まとめ
看護師は仕事をしているとマニキュアはできません。爪も短く切っておかないといけません。アルコール消毒で手先は乾燥してハンドクリームを塗っても塗っても、蒸発する水分に追いつきません。
爪の楽しみと言えば、ペディキュア程度です。でもだからこそ、手の爪のケアもしっかりして指先美人を目指しませんか?(*^^*)
コメント