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リフレーミングにはどんな効果がある?視点を変えて前向きにいこう

笑顔でガッツポーズの女性の画像 気持ち
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リフレーミングとは、枠組みを変えることで別の感じ方を持たせる、「視点を変える」ことです。同じなら、デメリットと感じるよりも、メリットと感じた方が良いですよね。

ものは言いよう、考え方次第ということです。リフレーミングの効果を具体例とともに紹介します。

リフレーミングとは

背筋を伸ばして立っている女性の画像

リフレーミングとは、枠組みを変えることで別の感じ方を持たせる、「視点を変える」ことです。起こった出来事を、トラブルと受け取るかチャンスと受け取るか。受け取り方で、同じことなのに全然違う認識になります。

できるなら不満やトラブルと感じてストレスを抱えてしまうよりも、喜びやチャンスと考えて前向きにと組む方が良くないですか? 

同じ物事を差すときに、あなたの置かれている状況や、考えていることを自分に都合のいいように解釈をしてしまうのです。リフレーミングは物事を前向きにとらえるための一つの手段になります。

例えば、水が半分入っているコップに対して、「もう半分しかない」と思うか、「まだ半分ある」と思うか。
レポート提出時間まで「あと10分しかない」と思うか、「あと10分もある」と思うか。

気持ちって不思議なもので、ポジティブに受け取るとモチベーションが維持しやすく、頑張ろう!と思えるものです。

あと10分しかない…と思ってしまうと、焦りとあきらめの気持ちが混ざって来て、モチベーションも下がり、イライラしたり、気持ちが維持せず悪循環に陥ることもあります。

なにより、そのような中で、ものごとをやり続けるという気持ちがしんどいです。「それは苦手やから嫌よ」と思うよりも、「苦手だけど、新しい経験を得るチャンスではある」と考えると、やってみるか!という気持ちもわいてきやすいです。

コップの水も、「もう半分しかない」と思うよりも、「まだ半分あるからこの薬を飲める」と思うと気持ちが違います。

事実は変えることはできませんが、その事実に対してあなた自身がどう考えるかで、感じ方、受け止め方は全く変わってきます。自分にとって、プラスの方向に受け止めることができるかということです。

反省するな・悪く受け止めるなというわけではありません。

何かを失敗したときに、『失敗ではなかったんだ』と失敗したこと自体を否定してしまうのは違います。事実を認めることは大切ですので、『ここを失敗してしまった。けれど、いい経験になった。今回の経験を次に活かそう 』など良い面を見出しましょう。

失敗をしたことがない人はいません。それに、最初からすべて完璧に正確に物事をこなせる人はいません。失敗は成功へのプロセスであり、本当に失敗をしたことがない人がいるならば、チャレンジをすることすらしていない人です。また、失敗を失敗ときちんと評価することができない人です。

失敗を学びとして受けいれ、逆境は乗り越えていく成長のチャンスと受け止めます。そうしていくうちに、行き詰った時に自分の認識の枠組みを変えることができ、新たな選択肢を見つけたり、気づきを得たりすることができます。きっとそこに気づいたあなたは、一歩前に進んでいます。

リフレーミングの種類 

青空の光を掴もうとしている手の画像

リフレーミングには、2種類あります。状況のリフレーミングと内容のリフレーミングです。

状況のリフレーミング

目の前の出来事が、状況や条件が違えば、全く別の印象になることを状況のリフレーミングといいます。人やモノを違う状況に置きなおすことで、プラスへ向かわせることができます。

人には得手不得手があります。適材適所というように、その仕事には向いていなくても、違う仕事では、すばらしい力を発揮することがあります。

例えば、仕事はそつなく手早くこなすけれど、人と話すことが苦手な人は、チームプレイはむいていないかもしれません。ですが、単独で行う仕事では誰よりも素早く、きちんと仕事をこなすことができるでしょう。

細かなことが気になって仕事が進んでいかない人は、経理部などでは細かなところに気が付くことで成果を上げることができます。

内容のリフレーミング

物事を多角的にとらえることで、その物事から価値を見出すことです。否定的にばかり考えてしまうと、そのうち疲れてしまいます。

その物事の中に、他にどんな意味があるか?を考え、リフレーミングによって自分を肯定することで、気持ちや考えは落ち着いていきます。

起こった出来事に対して事実は変わらないので、それを良かった悪かったと考えるのはあなた自身です。

例えば、職を失ったとしても、「前からやりたかった仕事をしろってことだ。一歩前にふみだすチャンスだ」と思えば、前向きに捉えることができます。

まとめ

リフレーミングの考え方で、プラスにものを考えることができれば、気分はぐっと楽になります。ですが、どん底に落ち込んでいる時にいつでもプラスに考えることができるか…?といえば、そうでもないです。

おこってしまった事実をかえることはできません。それならば、視点を変えて現状を見直すのも一つです。モノは言いようです。『あばたもえくぼ』です。

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